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LOVE 12

2009/03/19 Thu 09:38

もう、自分の次の勤務がいつなのか覚えられないコマドです。
勤務表見ればいいんですけどね、「次はいつ来るの?」と聞かれ、「明日は休んで・・・・えっと・・・たぶんそのうち来ます」と答えてしまった。結局、今日から2連休なだけ。・・・休日出勤かー・・・orz
ヤだな・・・;(´Д`)

今日くらい家から出てみるべきか・・・(引きこもりすぎるからね)


LOVEも長くなってきましたね。
すみません。もう厭きたなんて言わないで、どうぞお付き合いくださいマセ。

LOVEってタイトルだから、どうせなラブラブして欲しいものです。

下より、LOVE 12です☆




LOVE 12


俺はどうしたら君の闇を取り払うことができるのだろう――――――


『キョーコちゃんにきちんと本音を伝えなきゃ、何も始まらないよ?』

俺はあの子を失いたくなくて、自分の気持ちをきちんと言うべくひたすら走った。
足の速いあの子は店の外にはもういなくて。
あの子はきっと泣いている。
いつも笑っているあの子だから、ひとりで泣いている。
本当は泣き虫な女の子だから。

もうすぐ駅、というところで彼女を見つけた。
酔っ払った男二人に囲まれて。
そのうちの一人が彼女の腕を掴んだとたん、俺の中の何かが切れた。
「いてててて!!何だよ!!」
彼女の腕を掴んでいた男の腕を思いっきりひねり上げ、彼女のからだを俺の中に抱きこんだ。
この子に触っていいのは俺だけだ!!
誰にも渡す気なんかないんだから。
小さなからだを抱きしめて一睨みすると、男たちは蜘蛛の子を散らしたように逃げていった。

ふと彼女を見ると、俺の腕の中で俺のシャツをぎゅっと握り締めていた。
そのからだは震えていて、よほど怖かったのだろう。
もしも俺が追いかけてこなかったら、今どうなっていただろう?
自分の不甲斐なさを情けなく思うと同時に、背中を押してくれたマスターが神様のように思えてしまう。
「最上さん。大丈夫?」
そう聞くと彼女は離れようとしながら、大丈夫と答える。
大丈夫なんかじゃないくせに、この子は絶対に弱音を吐いてはくれない。
でも、君の『大丈夫』は俺はもう信用しないことにしたんだ。
俺は今君を離れさせる気は毛頭ない。
そんな泣きそうな顔で大丈夫なんて言わないで。

「好きだ」
彼女のからだを抱きしめた腕はそのままに、俺は気持ちを伝えた。

「ずっと・・・ずっと・・・君が好きだよ・・・」

俺を見上げる彼女の瞳は揺れていて、困惑に満ちた表情をしていた。
「何を・・・言ってるんですか?冗談でも言っていいことと悪いことがありますよ」
「本気だよ。君には以前から好きだって何度も言ってるよね?」
「はい。でも恋じゃありません」
「恋だよ。俺にはずっと。今まで一度も君に冗談で言ったことはないよ」
「違いますよ」
「冗談にしておきたいのは君のほうだろう?本当はずっと前から俺の気持ちには気づいてたくせに」
「・・・・・・・・・」


「さっきは・・・ごめん」
「・・・・・・・」
「君のことが好きだから・・・不破との事、知りたかった。あいつに・・・嫉妬した」
「・・・・・・・」
「君をあいつにとられたくなかった・・・」

これが俺の本音。
もう逃げも隠れもしないから、どうかちゃんと受け止めて欲しい。
そして、君の本当の気持ちを教えて欲しいんだ。


「俺のこと、どう思ってる?」

俺の気持ちになかなか答えてくれない彼女に、俺はずるい言葉を投げかけた。

「好き?嫌い?」

そう聞かれれば彼女の選択は一つしかない。
自惚れてると思われてもいい。好きか嫌いかどちらかと言われれば、俺は彼女に好かれている自信はあるのだから。

そしてほら、君の答え。
「好き・・・です・・・」と・・・。

もうひとつ。俺が聞きたかったこと。
「不破とどっちが好き?」
「ショータローはただの幼馴染です。今はもう悪友みたいなものです」
「じゃあ、俺は?」
「・・・・・・・・・・・っ」

「最上さん?」

「・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・」

「最上さん?」
「~~~~~~~っ!あなたやっぱりズルイ人ですね!!」
「うん。君を手に入れるためにはズルくでも何でもなるよ?もう、自分の気持ちから逃げないって決めたんだ」

「わ・・・わたし・・・・」
「うん」
「わたしも・・・・・好きです・・・・」
「うん。ありがとう」
とてもとても嬉しくて、華奢なからだをぎゅっと抱きしめた。
絶対誰にも渡さないから。

だが、彼女から落とされた一言。

「でも、私ではだめだと・・・少しでも思ったら・・・早く言ってください」

「お願いします。そのときはすぐにでも振ってくださいね」

「お願いします。敦賀さん・・・」

一体どういうことなのかわからなかった。
それはどういう意味?
俺の気持ちを君は疑うの?
俺が君を振るなんてありえないのに。
そんな淋しいことは言わないで。
どんなことがあっても俺は君を守るから。
もどかしい。
何を君はそんなに恐れているの?

彼女の言葉に答えられるはずもなく、ただ抱きしめることしかできなかった・・・・・



「敦賀さん。あの・・・手を・・・誰かに見られたら・・・」
店まで手を繋ぎながら戻っていると、彼女が小さくそう言った。
「誰も見てないよ」
「でも・・・・」
「暗いしわからない。それに俺は見られてもかまわないけど?」
「だめですよ。そんなこと言っちゃ・・・。敦賀さんの経歴に傷がついちゃう・・・」
「傷なんかつかないよ」
「つきますよ」
なんだかんだと言いながらも彼女から無理やり手を離すなんてことはしなかった。
ただ、俺に繋がれるまま。
その状態で店まで戻り、彼女を車に乗せて俺は店にお金を払いに戻った。
店に入るとマスターは俺の顔を見て、優しく微笑んでくれた。
「また来ます。あの子と二人で」
マスターはだまって頷いてくれた。

「はい。これ」
「え?」
「君のお金」
「でもこれ私の分・・・」
「いいから」
彼女の小さな手を掴み、その手に握らせた。
「あの・・・・・」
「ん?」
「ありがと・・・ございます・・・」
「うん」
俺を見る彼女がとても可愛くて、つい頭をぽんぽんと撫でてしまう。

いつか・・・君の闇を全部払えたらいい。
俺の全てで、君を愛すると誓うから・・・


つづく




ラブラブしてください。次当たり・・・orz
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