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LOVE 10

2009/03/15 Sun 12:02

昨日・・・っていうか、今朝の4時頃まで某サイト様(ス キ ビサイトにあらず)のおチャ会に参加していまして。
5~6時間ほど盛り上がっておりました。
マミーに「いいかげん風呂入れ!!」と何度怒られたことか・・・。
結局、朝4時過ぎに入りました。

「明日LOVE10話~」とか発言したくせに、全くそれには手をつけず。
チャットだから目が離せなくって!!だって楽しかったんだもん!!
ぇ○トーク!!Σ( ̄□ ̄;)
今日も夜中に参加する予定vv(明日は仕事だから5時半起きなのに・・・)

でも、コマド。有言実行しましたよ!
たった今書きあがりました。LOVE10です。

見直ししたけど寝不足(遊びすぎ)の頭は回ってませんので、すみませんが、皆様チェックをお願いします(逃)




LOVE 10



――――私、敦賀さんのことは尊敬してます。信頼だってしてます。でもあなたにプライベートの全てを話す気はないんです――――

彼女がここから出て行って、残ったのはただ後悔だけ。



自分から呼び出しておいて遅れるなんて―――
急いで約束の場所に行き、彼女が座っている席に行くと、彼女はなんだかブツブツと自分の世界に入っていた。
あまりにもいつもと変わらない彼女に安堵しながらも、心の中では自分に気づいてくれない彼女に少しだけ苛立ちを覚える。

「ごめんね。遅くなって」
「へぇい?」
変な返事と共にほけっとした顔をして俺を見上げた。
「!!!!敦賀さ!!」
そして次の瞬間には、大きな目をさらに大きく開いている。
本当に見ていて厭きない子だ・・・。
「・・・何か考え事?」
「っ!!いいえ!!敦賀さんの彼女のことなんて!!」
「彼女?」
「かっ彼女!?」
「いや・・・今君が・・・」
「私そんなこと・・・・・・っ!はっ!?言いました!?私!?」
「うん」
「わっわわわわ忘れてください!何でもないんです!!」
彼女って・・・この子の頭の中で一体何が繰り広げられていたのか・・・。
きっと俺の恋人になる女性は・・・なんて考えていたんだろう。
君にとって俺がいかに男として理解されていないか分かる気がする。
「お疲れさまでした!!何を召し上がりますか!!?」
「ん。マスターに頼んできたよ。ごめんね。俺から呼び出しておいて遅れるなんて」
「いいえ!敦賀さんが忙しいのは分かってますし、そんなに遅れてませんよ?」
「ん。でもごめんね」
彼女が俺に対して怒ることはほとんどない。
コト食事以外に関しては。
それが俺に一線を引いていることを思い知らされる。

「はい。敦賀くん」
マスターが飲み物を持ってきてくれた。
「敦賀さん。それ・・・お酒ですか?」
彼女が珍しそうにじいっと見つめる茶色の液体。
「ううん。これはウーロン茶。今日は車で来たからね。君は?今日は飲まないの?」
「はい。私はなんとなく・・・ですけど」
今日はもともと飲む気はなかった。
お酒なんかに邪魔をされたくはなかった。
それに・・・彼女を送っていく気でいたから・・・。


「・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」

自然と会話が途切れ、沈黙が襲った。
彼女は俺から視線をそらし、俯いた。
・・・どう切り出そうか・・・
彼女を見つめたまま、頭の中はそればかり考えていた。

どう聞いていいかわからなくて、自分でも分かるほど空気がピリピリしてきた。
そんなに俺は緊張しているのか・・・
彼女は昔から俺の空気には敏感だから、俺から視線をはずして俯いてしまった。
ここに来るまで散々考えてもいい切り出し方なんて思いつかなかったのだから、今更考えても思いつくはずはない。
俺は、そのまま聞くことにした。

「最上さん」
「はえ?・・・・・・!!!すみません!!なんでございましょう!?」

急に話しかけたから、彼女がばっと音がするほど激しく顔を上げた。

「最上さん」
「・・・・はい」


「単刀直入に聞く」
「・・・・・はい・・・」


「今、不破尚と君はどういう関係なんだ?」


「・・・・・え・・・?」

不破のことを聞くと、彼女はきょとんとした。そして、
「・・・・・幼馴染・・・ですけど・・・?」
と、簡単に答えてしまった。

「いつから?」
「いつからって・・・」

「復讐は?」
「ふくしゅう・・・。ああ・・・今はもう考えてませんよ」
「どうして?」
「どうしてって・・・敦賀さんも復讐のこと反対してたじゃないですか。どうしたんですか?急に」

確かに反対していた。でも仲良くなってほしかったわけじゃない。

「どうして不破への復讐心が消えた?そのとき何があった?」

俺の知らないところでお互いを変える何かがあった!
君に関することであいつだけが知ってるなんて!!
お願いだ。答えてくれ――――――・・・

彼女の答えを待っていると、突然訪れた違和感。
「あ・・・・・・」
彼女の小さな声が漏れた。
顔色が・・・青ざめていることが分かる。
だんだんと身体も震えだして、自分で自分の身体を抱きしめる彼女。

「最上さん?」

目を見開き、俺を見ているのに、違うところを見ている、そんな感覚。
一体どうしたんだ!?

「最上さん?どうした?」
彼女の震える小さな両肩に触れた瞬間、彼女ははっとした表情で。
でも次の瞬間、バックを手繰り寄せてあわてて言葉を発した。

「何でもありませんよ。それより私・・・寄るところがあったのでこれで失礼します」
「最上さん!」
何でもないはずなんかない。このまま彼女を行かせてしまえば、きっともう彼女は俺に向き合ってはくれない!!
そんなのは嫌だ!!
俺は、彼女の細い肩を掴む力を強めた。

しかし、次に見せた彼女の表情は、俺を睨みつけるような・・・鋭い視線。
「何ですか?どうしてそんなこと知りたいんですか?復讐はやめたって言ってるんだからそれでいいじゃないですか!それなのにどうしてそんなに怒るんですか!!」
「俺は・・・っ」
「私、敦賀さんのことは尊敬してます。信頼だってしてます。でもあなたにプライベートの全てを話す気はないんです!」
「―――っ」

「すみません。失礼します」

そのまま彼女は、お金を置いて店を出て行った。


―――あなたにプライベートの全てを話す気はないんです!

「それ・・・は・・・そうだよな・・・」
俺はあの子にとって、ただの事務所の先輩。
いくらあの子が俺を頼ってくれているからって、俺はあの子のトクベツじゃあない。

あの子が居なくなったその空間で、俺は顔を抑えてうなだれることしかできなかった。




「敦賀君・・・」
静かに響いた声・・・
「マスター・・・」

「ごめんね。狭い空間だから・・・」
「いえ。こちらこそ・・・すみませんでした・・・」
「うん。それは、いいんだけど・・・・。ねえ、ひとつだけ・・・いいかい?」
「・・・・・はい・・・」

マスターは、一呼吸おいてゆっくり告げた。

「キョーコちゃんにきちんと本音を伝えなきゃ、何も始まらないよ?君の本音を伝えていないのに、あの子にだけ問い詰めるのもおかしいだろう?」
「・・・・・・」
「君があの子をすごく大事にしているの、見ていてわかるよ。たった数回しか君たちを見ていない僕でもね?」
「・・・・・・」
「あの子もちゃんとわかってると思うよ?きっと今あの子も後悔してるんじゃないかな?」
「え・・・・・・」
「追いかけなくてもいいの?」

なぜか、今彼女が泣いているように思えた。
泣きながら・・・真っ暗な道を歩いて・・・


「・・・っマスター、俺・・・っ」
「御代はまた今度。キョーコちゃんと2人できてね。はい。これキョーコちゃんに返して」
テーブルの上においてあるお金を俺の手におさめられた。
それを彼女に返すべく、ぎゅっと手に握り締めた。

「ありがとうございます!」

俺は店を飛び出し、車は置いたまま、彼女が行ったであろう道を追いかけた。
今言わなければきっと後悔する。
今言わなければもう彼女には伝わらない。
そんな気がした。




ああ・・・もどかしい。ヘタ蓮め・・・!!
LOVE | コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
コマド様、こちらでははじめまして♪
いつも拙ブログに訪問して下さりありがとうございます。

やっと…やっとじっくりと読ませていただきました。(ごめんなさい><)

企画やフリー作品のほんわかムードと違って、連載のヘタ蓮はもどかしい(笑)

最終的にヘタ蓮の背中を押すのがヤッシーか尚でなくて、マスターだったのが何気にツボですv
Re: タイトルなし
Evany様★
ようこそお越しくださいました!!とてもとてもうれしいです(≧▼≦)

> 企画やフリー作品のほんわかムードと違って、連載のヘタ蓮はもどかしい(笑)

そうなんですよ。連載のほうはなぜか彼らを苦しめようとする私のS心が目覚めるようで(笑)
蓮はさらにヘタ蓮に・・・。

> 最終的にヘタ蓮の背中を押すのがヤッシーか尚でなくて、マスターだったのが何気にツボですv

今気づいたーーーーーーッΣ(@д@)
ホントですねえ。なんで社じゃないんでしょうかねえ←ヲイ。
ま、基本行き当たりばったりで書いてます。そこに居たのが偶然マスターでしたvv
よろしければ、今後もお付き合いいただければ幸いですvv

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