スポンサーサイト

--/--/-- -- --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告

貰っちゃいましたvv

2009/03/09 Mon 14:13

えへへへへvvえへへへへへへへへvv(←気持ち悪い)

なんと、てる様のブログサイトあした天気になれからフリーSSをいただいてきましたvv
ええ。奪ってきたんです(いばりっ)

てる様のお宅も、ウチと同様開設されたばかりなのですが、色んな視点で蓮キョが見れてとても楽しいお宅ですvv

そして、今回奪ってきたSS。読んで気に入り、そしてフリーの文字を見たとたん、「いただきます」。
ぺろっと頂きました。

では、てる様のステキSS。下記よりどうぞvv




青春の日々にこそ

お前の創造主に心を留めよ。


(旧約聖書 コヘレトの言葉 12章1節より抜粋)





『青春中!』





「やだっ敦賀さんのヘンタイっ!!」

「…人聞き悪いな、最上さん。」

天気のよい昼日中、一組の男女の声がLME本社屋のロビーに響く。
そこには社内社外を問わず、多くの人が出入りしていた。
何事か、とその視線が自然と件の男女に集まる。
もとい、男女プラス男1人。

「キョーコちゃんっ!人目があるから、そうゆうことは事実でもあんまり大きな声では言わないで!もっと小さい声で!」
「…社さん、小さい声で言っても同じですし、そもそも事実でもありませんから。」

変態だなんて心外だ、と男の1人がゴチた。

この男、日本のトップ俳優である敦賀蓮。
容姿端麗、演技力には定評があり、常に衆人の注目を集めている。
もちろん、今も。
芸能事務所のロビーとはいえ、あまりに有名な俳優に視線は集まる。
しかも「ヘンタイ」と言う言葉のおかげで、彼にしては珍しく悪目立ちをしていた。

「とっとりあえずはやく駐車場へ行こう!ホラホラ、せっかくの半日オフが少なくなるぞ、蓮っ!」
「…わかりました。ほら、最上さんも行くよ。」
「ヤダ―!変態っうっ腕を放してくださいぃ~っ!」
「キョ―コちゃーん、お兄さんも一緒に行ってあげるから、ね?」

声を荒げている女、タレント’京子’こと最上キョ―コ。
いやいや、と首を振るため、肩までの明るい栗色の髪が左右に揺れる。
そのキョ―コの二の腕を、蓮ががっしりと掴んで先を行く。
さらに後ろからは蓮のマネージャーである社がキョ―コの背中を押して、3人は社屋の外にある駐車場に向かった。
その3人をぽかんとした様子で場に居合わせた人たちが見送る中、「人さらいぃぃ~~~~」というキョ―コの声が響き、遠ざかっていった。





「…変態なんて言われる筋合いはないんだけどね。」

場所はかわって駐車場にて。
蓮はぶすっとした表情で―もっとも彼に’ぶす’という表現は全くそぐわないだろうが―運転席に座り、そのハンドルに上半身を軽くにうつぶせていた。
もちろん、ギアを入れてもいなければまだキーも回していない。
気がねなく会話するため、人よけに車に乗り込んだだけのこと。

「へっ変態ですっ!ああああんなこと言うなんてっっ!!」

その隣の助手席にはキョ―コ。
まだ動き出してもいない車の中で、律儀にもうシートベルトを締めている。
助手席に座ると同時にシートベルトを締めてしまうのが真面目な彼女のクセなのだ。
後部座席のドアを開けようとしたところで、蓮に無理やり助手席に押し込まれてしまっていた。
ご丁寧にドアは運転席からロックをかけられている。

「…蓮、何を言ったんだ?」

そして一番広いはずの後部座席には、肩身狭そうに社が座っている。
キョ―コのために席を外すわけにいかず、かと言って担当俳優のあからさまな「邪魔だ」というオーラの板ばさみ状態に彼はいたたまれなくなっていた。
話を聞くだけ聞いて、はやく帰ろう。どうせばかばかしい話に違いないだろうから。
と自分に言い聞かせて、社はすでに今日の夕飯のことを考え始めていた。
世間ではそれを現実逃避と呼ぶ。

「別に…彼女が夕食を作ってくれるって言うので、メニューをリクエストしただけですよ。」

図らずも今しがた夕飯のことを考えていた社は、嫌な予感を感じた。
これは夕飯がまずくなる夕食の話を聞かされそうだ、と。
しかし聞かずには話が進むまい。
彼は覚悟を決めた。

「……それ、食べられるものだよな?」
「もちろん。まだ食べたことないんですけどおいしいと思うんですよね。」
「…ちなみにどんな料理だ?」
「それはキョー…
「っきゃあああぁぁぁっ!!だからっ!それが変態だって言ってるんですうぅぅぅ!!」
コです。」

社は聞いた。
甲高い叫び声によって遮られたものの、担当俳優が今何を言ったのかはっきり聞いた。
キョーコは勢いよく蓮の口を塞ごうとしたが、悲しいかなシートベルトは衝撃に強い構造だ。
その勢いが仇となり、キョーコはぐいんっとシートに戻され、伸ばした腕も、長身の上に身を反って避けた蓮には届かなかった。

「君は俺の恋人だろう?俺が変態だって言うなら世の中の男はみんな変態じゃないか。」
「そんなことを軽々しく口にする人なんていませんっ!だ、だいたいまだお付き合いして2か月しか経ってないのにふしだらじゃないですかっ!」

そんな2人のやりとりを、頭の片隅で聞きながら、社は最早窓の外を眺めていた。

(予想はしてたけど、実際に聞くとダメージでかいよな…俺のヒットポイント相当削られたな…。)

自分の担当俳優がそこまで馬鹿だったなんて。
いや、口にせざるを得ないほど切羽つまってるなんて、の間違いだろうか?
社は自分のマネージメントは間違っていたのだろうか、と自分の仕事をぼんやり振り返っていた。
ともかく、担当俳優の教育もマネージャーの務めに違いなかった。
しかしこれから教育をし直すには、いささか今日の自分は体力を相当消耗し過ぎているように思えた。
社は蓮に「ロックを開けろ」と言うと、一息吐いて努めて冷静に言葉を発した。

「あー…蓮、そういうことを言うのはTPOを考えろ。もう少し俳優としての自覚を持て。ファンが減るからな。そしてキョーコちゃん。…付き合って2か月でもそういうことは珍しくないと思うよ。…ごめんねっ…!」

最後の言葉を言うや否や、社は脱兎のごとく車を飛び出した。
例のごとく、キョーコはシートベルトに阻まれその後を追うことができない。
すがるような目で窓の外の社を見つめるしかなかった。

(やっ社さあぁぁーんっ?!)
(ごめんっキョーコちゃん!!酷だとは思うけど蓮と付き合っていく以上は避けて通れないんだよっ!お兄さんはもう力になれないからっっ!がんばるんだよおおぉぉ~!!神様は見ててくれてるはずだからっ!)

社には、穏やかな生活を神に願うことしかできなかった。




「…いつまで他の男を見ているつもり?」
「ううぅ社さんひどいぃぃぃ~置いていくなんてえぇ~」

再び施錠された車内。
キョーコは窓から遠ざかる社を見つめるばかり。

「……さっきのは冗談だよ。そんなに嫌がらなくてもいいじゃないか。変態云々もそうだけど、ちょっとショックだな。」

蓮は再びハンドルにつっぷすと、フーと長いため息を吐いた。
先ほどまでとは違う雰囲気を感じ、キョーコはおそるおそる運転席を振り返った。

「…敦賀さん?」
「俺は無理強いをするほど馬鹿な男じゃないよ。でも、さっきも言ったけど君は俺の恋人だろう?ちょっとくらいはそういうこと、考えてほしいんだけどな…まあ、そんなに嫌なんじゃあね…。」

キョーコはこの人を傷付けてしまったのだろうかと心中がざわつき始めた。
精一杯逃げようとしてみたけれど、だからと言って呆れられたり嫌われたいわけではなかった。
おろおろと言い訳が頭をフルスピードで駆け巡る。

「俺はもう神様なんて信じられないよ…。」
「ああああのっ!違うんです!!敦賀さんのことが嫌とかそういうんじゃあなくって、ただ急にあんなこと言われてびっくりしてっ!ま、まだ覚悟ができてないっていうか…だから待ってほしいというか…。」

キョーコが必死にまくし立てると、蓮がハンドルから頭をもたげた。
無表情のままじっと彼女の顔を見つめる。
その表情から感情を読むことはできない。
目を離せないまま、キョーコは顔を紅く染めた。

「いつまで待てばいいの?」
「え?あ、え…」

唐突に質問され、キョーコはうろたえる。
ふよふよと泳がせた。
蓮の目は彼女を捕えて放さない。

「いつまで?」
「そ、そんな…急には…。」
「けっこう待ったと思うんだよね。あとどれくらい待てばいい?」
「え、ええっと…で、できるだけ早く覚悟できるよう努めさせていただく所存であります…。」

どう答えればよいのかわからないキョーコはえらく畏まって答えた。
背筋は伸び肩を張り、手はぴしりと膝の上に置かれ、表情を緊張させていた。
蓮の視線はキョーコを放すと、また顔を伏せてしまった。

「あ、あの…敦賀さんすいません…。私、こんなんで…。」
「……くっ、くくくくっ」
「?敦賀さん…?」

見れば蓮の肩は微かに震えている。
すると、次の瞬間にはこらえきれないように大笑いを始めた。

「ははっ、あはははははっ!」
「!?」
「あははっ!あーもう我慢できない。何も本当に取って食おうってわけじゃないんだから、そんなに畏まらなくても。君って子は…ははっ。」
「だっだましたんですねっ?!ひどいっっ!!」
「だって君があんまり嫌がるから。ちょっと心配になってね。でもよかったよ。'努めて'くれるんだろう?…くくく…。」
「もう知りませんっ!敦賀さんの言うことはもう信じませんからっっ!!」

顔を真っ赤にして、キョーコが頬を膨らませる。
蓮は腹を抱えたまま、「ごめんごめん」と片手をひらひらとさせた。
よほど可笑しいのだろう、目にはうっすらと涙まで浮かべている。

「もうっ笑わないでください!」
「…いつまでだって待つよ。今までだって待てたんだしね。…ホント、神様には感謝しないとね。今まで待った分、こうやって神様はちゃんと報いてくれたんだから。」
「意地悪ばっかりする敦賀さんなんて、神様も見放しちゃうんですからねっ!!」
「ハイハイ。…じゃあ行こうか。社さんの言った通りオフの時間がなくなってしまうよ。夕食をご馳走してくれるんだろう?」

そう言ってようやく車にエンジンがかけられる。
待ってましたとばかりに、エンジンが声を上げた。

「キョーコちゃん、何食べたい?」
「…今日ご馳走するのは私です。それは敦賀さんに聞かないと意味がありません!」
「そう?じゃあハンバーグがいいな。作ってくれる?」

このタイミングで自分の好物を挙げるなんて、とキョーコは訝しげな目を目の前の男に向けたが、噛み付くことに疲れたのか、「わかりました」と素直に了承した。
蓮はそれに返事をするかわりに、ゆっくりと車を発進させる。

「…こんど社さんに会ったら、'よくも猛獣の檻に投げ込んでくれたな!'って言ってやるといいよ。」
「もちろんですともっ!」

力の限りに応えて、キョーコはこぶしを握り締めた。
蓮はその反応が可笑しくて、彼女に気付かれぬようにまた小さく笑った。

車を駐車場から公道に出すために、ウィンカーを片側点滅させた。
車の流れを確認する際、キョーコの横顔を目の端に留め、ふと胸の中で思う。

(本当に神様には感謝しなくちゃいけないな。こんな日が来るなんてね。)


――できれば、次はもう少しはやめにお願いしますね?


小さく小さく、神に願った。






青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。
苦しみの日々が来ないうちに。
『年を重ねることに喜びはない』と言う年齢にならないうちに。


(旧約聖書 コヘレトの言葉 12章1節)






キョーコが神に願うのは、いったいいつのことか。

それはおそらく青春の日々のうちに。






てる様、ステキなお話ごちそうさまでしたvvキョーコをいじめてしまう蓮の気持ち・・・私分かります。だって可愛いんですものvvありがとうございました!!






ステキな頂き物 | コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
Re: ありがとうございます!
てる様

訂正了解いたしました!!
私は充分気に入っておりますよvv
ステキなお話をありがとうございましたvv
リンクもありがとうございます~~vvじゃ、わたしも早速・・・(ニヤリ)

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。