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『兆★弾★娘』のあおい様より素敵なSSを頂きました!!
兆★弾★娘 様

某日、21時30分頃から1時まで語りに語りまくって。
その時に「これでSSかけそうだよ」なんてあおいちゃんがポロリ(・・・と言ったような←うろ覚え)。
「じゃあ書いて。それちょうだいね!」

とんとんとん、と話が進んだのですが、なんとSSがその2日後に届きました。
すーーーーげーーー!!!仕事早すぎるだろーーー!!!

もうね、素敵過ぎるんですよvvv

ありがとうございます!!!

では、どどどどーーーーーん!と飾らせていただきましょう!

HAPPY HAPPY Valentine!(あと1時間で終わるけどね←)




Dear


 “元気でやっていますか”
 
 そう書き出して蓮の手が止まってしまった。

 この手紙はいつ着くだろうか。
 ポストに放り込むより自身がキョーコに持っていったほうが早いのではないか?

 そう思えるほどに、仕事とはいえ遠い遠いところに来てしまった。
 




 君が映画のオファーをうけて渡米してから三ヶ月になろうとしていますね。
 文化圏に居る時はメールや電話、時差さえ気をつければネットで会話することもできました。それが俺たちの日常だったけれど、そんなあたりまえが、今はとてもありがたいものなのだと思い知りました。
 俺は今、この夏に放映されるネイチャー番組のロケに来ています。といっても俺はナレーションなんだけどね。現地に立つ俺の映像が必要らしいです。
 ネイチャー番組っていうだけあって、ここは田舎なんてものじゃない。ひどく辺鄙というか秘境に近いよ! とにかく人が居ないんだ。だから街もない。電気もない。
 一応、携帯の予備の電池パックは持ってきているし、手回し式の充電器(ほら、キョーコが停電や何かの災害時のためにって買ったやつ)も持ってはいるけど、何かあった時のために携帯は余り使わないでいようと思ったら、君への言葉が手紙になりました。
 ここは極寒の地でね、持って来てたペンはインクが凍っちゃったよ。だから鉛筆でごめん。台本チェック用のやつだけど一番活用してます。
 クリスマスに一時帰国した君との逢瀬が、まるで昨日のようにも、ずっと昔のようにも思えます。
 たぶん文化圏に居たなら俺はこんなことを書かなかったかもしれません。
 いや、どうかな。
 時間の問題だったかも。メールや電話は君との距離を近いものに思わせてくれたから、会えないことも仕事だからと笑っていられたのかもしれません。
 あの時、長期に渡るロケに悩む君を「俺の故郷だから堪能しておいで」なんて笑って送り出したはずなのに、そのうち誰と居ても、仕事中でも、俺は一人を感じるようになっていきました。気付かないうちに少しずつ俺の周囲に色がなくなっていき、しまいにはまるで重油の中でもがく鳥のように空気が重く感じられ、息苦しさを覚えていました。
 君に心配をかけたくなくて、気付かれたくなくて、ネットで顔を合わせるのがつらかった。でも君に会えないのも、触れられないのもつらかった。だからこの仕事にかこつけて、逃げるように日本を出ました。心配させてごめん。前からこの仕事はスケジュールに入ってたから、おそらくLMEで俺の行き先は確認できるだろうと思うけれど。ごめん。
 でも現地の案内スタッフと、撮影スタッフのギリギリ最少人数で、こうして大自然の中にいると少しだけ、息ができる気がします。
 地球の果ての地を紹介するのに、俺一人ではそこに辿り行くことができません。俺を含めスタッフの誰か一人でも歩けなくなればアウトなのです。誰かを背負っては辿り着けない所だから、それぞれが健康管理に注意しています。誰かに頼るのではなく、自分で管理しなければなりません。
 ここでも俺は一人です。でも、息苦しさが消えました。
 東京では重く感じられた押し寄せる様な人いきれが、ここでは目を皿のようにして探しても、どこにも見つからないのです。手を伸ばして誰かと繋がり、助け合う。そうしないと、そのロケ地まで行くことができません。
 ここで俺はひどくちっぽけな存在だと実感しました。
 それが当たり前だと思えるこの雄大な景色を君にも見せてあげたい。君と見たいよ。
 そして、手を伸ばして君に触れることができる奇跡を……。
 うん、俺は間違いなくキョーコ不足です。

 誕生日プレゼント、手配していってくれてたんだね。ありがとう。マリアちゃんから受け取りました。
 君からのメッセージカードを思い出して俺も手紙を書くことを思いつきました。弱音を吐くつもりはなかったんだけど、気がついたらこんなに書いていた。
 ねえ、帰国したら一緒に暮らさないか?
 お互いに待ち合わせをして、逢瀬を重ねて、できる限り一緒に時間をすごしてきたし、夜も重ねてきたけれど、でも帰る場所は別だったよね。
 俺は君が俺を待っててくれる所に帰りたい。君が仕事で留守にしている時でも、俺は君のところに帰りたいし、君を待っていたいと思う。君が俺のところに帰ってくると知っていたい。
 今は二人の仲を公表していない分、ハリウッドの連中が君に言い寄ってるんじゃないかととても心配してるよ。公表してても心配だけどね。(俺の年齢じゃ、やつらはヒヨッコって笑って相手にもしないだろうから。会えば目にものを見せてやれるんだが)
 ここも吹雪が収まり次第、発ちます。次のロケ地は南下して熱帯雨林に入るらしい。そして砂漠。
 長いと思う時間でも君が俺のところに帰ってくると思えば、離れていても君を感じることができるよ。
 だから帰国するまでに考えておいてくれませんか?
 俺と暮らすこと。
 俺と生きていくこと。
 君の一生を俺にくれませんか。

 愛している。 

PS.バレンタインに君の所に直行する予定だったのに、このままじゃ指輪だけ先に君に届くことになってしまう。この吹雪にはホント泣かされるよ!





あおいちゃん!本当にありがとうね!
また4月に萌え話を聞いてください(笑)
ステキな頂き物 | コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
おはようございます♪
SSをもらってくれて、飾ってくれてありがとー!!
仕事の早さ=話の萌度!いやもう、楽しかったですよ~。
あっという間の夜半でした。
四月の話もチョー楽しみにしてるね!
とりあえず、その前に来月よね?うふ
Re: タイトルなし
あおい様♪

いや、こちらこそありがとう!
もうすぐホワイトデーですね!
楽しみにしていてください←ハードル上げて自分で首絞めomg

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