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これから、ここから 6

2011/12/14 Wed 22:58

ああ、もう12月半分まできましたね。
お久しぶりです。ご無沙汰しております。

(ブログの更新も滞っているので、せめて生存確認のために・・・とPIYOを始めたというのに、それすら滞っているなんて・・・どんだけだ。私)

忘年会も終わって、喉を痛めてすでに一週間!
咳と少々の痰が続いております。その他の症状は一切ないので、元気って言えばすこぶる元気です!

来週はもうクリスマスですか。
楽しみですね。
もう、今年はヒジョーーーーーーに楽しみですねえ!!!!(グフフ)

その前に仕事は立て込んでますが!

・・・はやく喉が治ったらいいなあ。
皆様もお気をつけくださいませ!!

さ、更新停滞しまくっていましたが、一気に書き上げました。
『これから、ここから』第6話です!








「えーっと・・・・」
「・・・・・・」
「えっとね・・・?」
「・・・・・」
「あーーー・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「うーーーーーーーーー」


プチッ


「あーーーーもーーーーーーーーー!!!!言いたいことがあるんならさっさと言いなさい!!!私だって暇じゃないのよーーーーー!!!」
「きゃー!モー子さんごめんなさああああい!!!」



これから、ここから 6



昨日の夜、突然キョーコから電話があって。
話したいことがあるっていうことはわかったけど、そのときももごもごと半分は何を言っているかわからない状態で。
とりあえず私とキョーコの空き時間が重なった今この貴重な時間。
ラブミー部で2人きりのこの部屋はキョーコの醸し出す並々ならない緊張感で溢れている。

「で?話したいことってなに?」

そう切り出すけど、カチコチのキョーコからはうめき声しか聞こえてこない。
うめきだしてそろそろ10分経過。
約4年の付き合いだからあんたもわかっていると思うけど。
私、そんなに気が長いわけじゃないのよね。

4年の付き合いで充分知ったキョーコの扱い方。

「さっさと言わないとあんたとは一生口利かないからね」
「!!!!!!!イヤーーーーーーー!!!それだけはイヤーーーーーーーーー!!!」
「じゃあっさっさと言いなさい。じゃなきゃもう行くわよ!」
「言うから!言うからあああ!!!」

発声練習で鍛えた耳がキーーンとなる程の声量で、ぶわっと涙を流しながらすがり付いてくるキョーコに見えないようにニヤリと笑う。
引っかかったわね!キョーコ!!

「えっとね?」
「うん」
「びっくりするかもしれないんだけど」
「うん」
「あのね・・・」
「うん」
「わ、私・・・つ・・・つ・・・つる・・・・」
なかなか話が前に進まないキョーコ。
つるって・・・敦賀さんしか思い浮かばないんだけど・・・?
そう思いながら「敦賀さん?」って声に出してみると、キョーコはぴょっと顔を上げた。
「も、モー子さん・・・?なんでわかったの・・・?」
まるで尊敬の眼差しで見るように私を見つめてくるキョーコ。

「なんでって・・・ただ単にそれしか思い浮かばなかっただけよ。それより敦賀さんがどうしたの?もしかして好きだとかつきあってとか言われた?」
「!!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・え・・・?」

キョーコが・・・真っ赤になった・・・?
あのヘタレ男がそんなことを言うなんて思わなかったから軽く言っただけなんだけど・・・マジ・・・?

「何?それ!本当なの!?」

キョーコの肩を掴んで、頭がガックンガックンなるほど揺すってみる。
「も、モー子さあん・・・く、苦しい・・・」
目を回すキョーコに、はっとなって手を離した。

「ほ、本当に・・・?」
「う・・・うん・・・」

信じられないわ・・・いや、ここまで長年カタオモイしていた敦賀さんにしては、漸くって言ったほうが正しいんだろうけど・・・。
今、このタイミングでって・・・彼に何かあったのかしら・・・。

は!!
そうだ!!それよりもキョーコよ!!!

「で?あんたはなんて答えたのよ!?」
「え?答えたっていうか・・・どうしてモー子さん、私が敦賀さんに告白されたってわかったの・・・?」
「だって敦賀さん、あんたにずーーーっとカタオモイしていたじゃない」
「へ?」
「へって・・・」
「ええええええええええええええええええええ!?いつから知ってたの!?モー子さん!!!」
「いつって・・・4年くらい前から・・・?」
「・・・・・・・・・」
「大丈夫。気づかなかったのはあんたくらいよ」
「!!!だいじょうぶって・・・ひとつも大丈夫じゃないじゃない!!!」

真っ青になりながらえぐえぐと泣いているキョーコ。
本当にもう、赤くなったり青くなったり忙しいわね・・・。

「で?付き合うの?」
「ううう・・・つきあうっていうか・・・ね?」
「付き合うっていうか?」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・ることになりました」
「・・・・・・・・は?はっきり言いなさいよ。最後しか聞こえなかったわよ」
「あ・・・・、だから・・・ね?」
「うん」
「けっ・・・・こん、することに、・・・なりました!」
「へえ・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・・、はあ!?結婚!?」
「う、うん・・・」
「あんたたち付き合ってたわけじゃないわよね!?」
「もちろんよ!」
「それでどーして結婚なのよ!?普通は付き合いからでしょう!?もしかしてあんた妊娠なんてしてないわよね!?」
「妊娠!?そんなわけないじゃない!!破廉恥よ!モー子さん!!!」

破廉恥って、20歳にもなって・・・。
だって付き合ってないのに急に結婚なんておかしいでしょう!?
もしかして酔ったキョーコに無理やりアレコレしたあげく、孕ませて嬉々として結婚にこじつけたんじゃないかって思ったのよ!!
まあ、この子のこの様子からじゃ、そんな関係にまでなっていないってことが丸わかりだけど・・・。
それにしても敦賀さん、どんだけ切羽詰ってたのよ・・・。
一気にプロポーズする度胸があるんなら、さっさと告白しておけばよかったのに・・・。
本当にヘタレよね・・・。

・・・芸能界一かっこいいと言われている男が、4年カタオモイしたあげく、やっと告白なんて・・・ウケルわ・・・。

「や、やっぱりおかしいわよねえ?」
「は?」

芸能界一の男のヘタレさを思い浮かべて、一人で楽しんでいた私の耳にキョーコの疑問の声が聞こえた。

「あの敦賀さんが私にプロポーズなんて・・・」
「別におかしなことなんてないわよ。むしろ、女を見る目がちゃんとあるくらいだわ」
「な!何言ってるの!?モー子さん!!きっと敦賀さん、とんでもなく目が悪いのよ!」
「・・・・・・・・、あんたこそ何を言ってるのよ・・・」

この子のネガティブ思考はいくつになっても変わらない。
特に自分のことになると、本当に自信がなくなる。
「もしくは、誰かに催眠術でも掛けられたとか!」
・・・要するに、誰かに否定して欲しいのね?

「残念ながら催眠術でもなんでもなくて、敦賀さん自身がちゃあんと最上キョーコを好きになったのよ。いいじゃない、芸能界一の男に愛されてるのよ?もっと自信を持ちなさい?」
「・・・・、持てないよ・・・」

愛したくも愛されたくもない、このラブミー部に所属して4年。愛に否定的な態度は、とても強く根付いている。
でもね?キョーコ。
私は4年間あんたと過ごして、あんたの変化もずっと見てきた。
この私が悔しくなるくらい、あんたは綺麗になった。女も男も、皆あんたに引き付けられる。
敦賀さんの隣に立ったって、全然不釣合いなんかじゃないんだから。

「でも、嬉しいんでしょ?」
「え・・・?」

俯いていたキョーコが顔を上げる。

「敦賀さんに愛されてるってわかって、嬉しかったんでしょ?」
だから私にもちゃんと報告してくれたんでしょ?

キョーコは静かに頷いた。
頬を林檎みたいに赤く染めて。

「モー子さんに一番に知らせたかったの。私の口から・・・。大事な親友だから」
「そう」

ああ、ほら。そんなふうに可愛い顔をしたら、あの嫉妬大魔王が荒れ狂うわよ?

「モー子さん。私、敦賀さんと結婚するね」

「うん。おめでとう。キョーコ」

私にはまだ見つけられていない愛するという気持ちを、親友は見つけた。
ちょっと悔しいけど、素直に喜べるのはこの子だから、かな。

心から、おめでとう。


「これから、大変ねえ。きっと日本中が大騒ぎになるわよ?」
「・・・今はまだ考えたくない」

頭を抱える親友の向こう側に、敦賀さんの幸せそうな緩んだ顔が想像できた。


つづく





やっぱりモー子さんにお伝えしなくては先に進みませんよね。
んじゃ、次はー・・・・。

って、話進まない・・・orz
これから、ここから | コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
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Re: タイトルなし
寿様♪

ありがとうございますvv
そう言って頂けてとても嬉しいです(*^-^*)

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