スポンサーサイト

--/--/-- -- --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告

destiny

2011/04/03 Sun 07:31

今日はSSを更新。
といっても、いつもよりも短めのSSです。

常日頃に思っていることをSSにしてみました!

続きより、どうぞvv







destiny


「敦賀さんにとって運命の人ってどなたですか?」

ドラマ撮影の昼休憩時に突然そんなことを聞いてきたのは、俺の想い人。

「えっと・・・突然どうしたの?最上さん」
「いえ、つい最近読んだ雑誌の内容を思い出したもので。すみません、唐突に」
「いや、別にいいんだけど・・・あまりに突然で少しびっくりしただけで・・・」

運命の人。

俺にとってそう思いたい人は、まさに今俺の目の前にいるわけで。

でもさすがに今ここでそれが誰かなんて言えるわけもないし。
ああ、ほら・・・社さんが俺を遊ぶ気満々な顔で見ているし・・・。

「なになに?キョーコちゃん。蓮の運命の人が気になるの?」
ぐふふふふ、なんて気持ち悪い笑い声を出しながらそれはそれは楽しそうに社さんが彼女に話しかける。
「・・・社さん・・・何言ってるんですか・・・」
思わず出る溜め息。
これまでの経験からして色恋沙汰で彼女が俺にこんな質問をしてきたなんて、まずありえない。
俺の学習能力は高いはずだ。

なのに、次に出た彼女の言葉は「それは気になりますよ!」と肯定の言葉だった。

「「え?」」
それに同時に反応したのは俺と社さん。

「「・・・・・・・・」」
そして同時に訪れる沈黙。

彼女の肯定の言葉は一体どういうふうに受け取ったらいいのだろう。

考えるなと自分に言い聞かせながらも、都合よく思考回路は作られていく。
もしかして本当に彼女が俺のことを・・・なんて・・・。

「ゴホン」
そんな自分の中に陥ろうとしている俺の耳に届いたのは社さんの咳払い。
「ちょっと俺、主任に電話してくるから」
席を立って、ポンと俺の肩を叩く。
『頑張れ』とでも言っているのだろうか。

社さんの後姿を見送ったあと、社さんも敦賀さんに負けずお忙しいですね~とのんびりと話す彼女を見る。
・・・やっぱり彼女にとってさっきの言葉は深い意味ではないのだろう。
俺が今どんな気持ちでいるかなんて、何も考えていないに違いない。

それはそれで悔しい。

「最上さんだよ」
「え?」

きょとんと彼女が俺を見る。

「えっと?何が私なんでしょうか?」
今まで何の話をしてたんでしたっけ?とでも言いたげなその表情に、やっぱり大した意味ではなかったことを痛感する。

―――やっぱり、悔しい。

「だから、俺の運命の人。最上さんだよ。これは俺の願望だけど、最上さんが俺の運命の相手だと思ってる」
彼女の目をまっすぐに見て、そらさずに真剣に言葉をのせた。
少しぐらい俺を君の心の中に踏み込ませてくれたっていいじゃないか。
お願いだから俺を見て。
意識して。
君の運命の相手を、他の誰かに渡したくないんだ。

「ねえ、君の運命の相手を、俺にしてくれない?」
目を大きく見開いて俺を見つめる彼女に、俺は最後の止めとばかりにささやいた。

さあ、君はどう答えてくれる?

「あ・・・あの・・・敦賀さん」
「ん?」
彼女を見つめていると、だんだんと頬が赤く染まっていくのがわかる。
ああ・・・なんてかわいい顔をするんだろう、この子は。
ふにゃりと笑ってもじもじする仕草が可愛くてたまらない。
こんな姿、俺以外には絶対に見せたくない。
そしてそんな可愛く頬を染めたまま、上目遣いで俺を見て。
落としたのは爆弾。

「えっと・・・嬉しいです」

「・・・え・・・?」

一瞬、言われた言葉がわからなかった。

・・・今、嬉しいって・・・そう・・・言った・・・?
それって・・・

「こんなこと思うのはおこがましいって思ってたんですけど、敦賀さんは私の運命の人なんです」
「・・・・・・、・・・本当・・・に・・・?」
「はい!」

にっこりと笑う彼女。
本当に?
君もそう思ってくれているの?
俺が君を想っているように、君も俺の事を・・・?

嬉しい!

「最上さ・・・」
「私最近、人との出会いって本当に運命で繋がってると思うんです!」

嬉し・・・・・
―――――ん?

「バカショーに騙されたとはいえ、そのまま京都に居たら、こうして敦賀さんやモー子さんには出会えなかったし、敦賀さんの演技とか仕事に対する意識の高さに触れることがなかったら、今の自分はいなかったと思うんです。京都に居たままだったら、ここで知り合った人たちとは出会うことがなかったんだって思ったら、みんな運命の出会いだって思いました!」

だから敦賀さんも私にとって運命の人なんですよ!
元気いっぱいの笑顔で彼女はそう言った。

ああ・・・そういう意味の・・・運命・・・・。
わかっていたはずなのに、彼女が俺のことを事務所の尊敬する先輩以上に思っていないことくらい。

「勝手に敦賀さんのことを運命の人だと思っていたので、敦賀さんにもそう言って頂けて嬉しいです。これからもよろしくお願いします!」
この言葉に微塵も含まれていないだろう、俺の願望。

いつ君に伝わるのだろう?

「敦賀君!セットに入ってください」
「はい」
スタッフの呼び声とともに俺の休憩時間が終わる。
がんばってきてください!という彼女の笑顔に見送られながら俺は椅子から立ち上がる。

君はいつだって俺の気持ちを動かす爆弾を落とす。
だから、ちょっとだけ悔しいから。

俺もひとつ爆弾を落とすとしようか。

「俺にとっても、君の言う運命の人間はたくさん居るけど、俺のこれからの未来を一緒に歩いてもらいたい運命の女性は君だと思ってるよ」

耳元で、ささやく。

「え?」

意味がわからない、なんて思わないで。
考えて。
俺が言った言葉の意味を。
そして君の頭の中、俺でいっぱいになればいい。

「じゃあ、行ってきます」

「は・・・はい・・・、行ってらっしゃいませ・・・」

心ここにあらずってところかな?

まずはこれから。
きっときっと手に入れるよ。
だって君はたった一人の運命の人だから。



End





3月末に誕生日を迎え、またひとつ歳をとりました。
誕生日の日はお休みだったので、3月の勤務表が出た2月末には、誕生日には大好きなカフェに行こう!と決めていました。
お昼からひとりでカフェに行って、お店のお姉さんや他のお客さん達とお話しをしながら楽しいランチをして。
そんなひとときを過ごしていたら、大好きなアーティストさんがカフェに来て!
そこで実は今日、誕生日なの。とカミングアウトをすると、お店のオーナーさんも店員さんもアーティストさんもお客さんも皆で祝ってくれましたvvv
アーティストさんが来ることをお店のお姉さんは知っていたけど、わざと私には教えなかったとのこと。
マジでびっくりして、そして嬉しかったです。
その後、お店のお姉さんと2人で話して気づけば7時間程度カフェに居座り。
お店が終わってから、お店のオーナーさんとお姉さんと3人で違うお店に行って遅い夕食(私はデザートをいただきましたv)
とっても最高の誕生日を過ごすことができました!ありがとうございました!

そんな誕生日の日にお姉さんと話していた『運命』のひと。

出会った全ての人が運命で繋がっていると思います。

あの時、他県から帰ってこなければ、就職をしなければ、異動をしなければ大切な友達と出逢えなかった。
その友達と出会わなければ、今大好きなアーティストさんや仲良くしてもらってるライブ仲間とは知り合えなかった。
アーティストさんと出逢わなければ、カフェのお姉さんたちと出逢えなかった。
そして、こんな素敵な誕生日を迎えることはできなかった。

そう思うと、全ての行動は意味があり、出会いは運命なんだと感じます。
実際、誕生日にあのカフェに行かなければ、あの素敵なひとときも生まれなかったしね。
(今の私のPCの壁紙は誕生日に撮ったアーティストさんとオーナーさんとの3人の写真ですvv←浮かれまくり)

皆様も周りの運命の出会い、大切にしてくださいvv

もしよければ、感想いただけると嬉しいですvv
では、またvvv

お付き合いありがとうございました!!


短編 | コメント(0) | トラックバック(0)
コメント

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。