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こんばんわ!
腰痛くて1日寝てました。コマドです!

なんと!そんな私に、まるでお見舞いのように素敵なSSが届きましたvvv

どなたからかと申しますと。

RAINBOW CRYSTALのEvany様ですよーーーv

12ヶ月企画の拍手で掲載されたSSなのですが、私が以前書いたSS「桜日和」の一部を使用していただいて。
しかも、私にその素敵なSSをくださいました!!
うあー!もう!!感激!!!

大好きだ!番長!!!!!(コマドの部屋で愛を叫ぶ)

それではそれでは!!

そんなEvany様の素敵過ぎるSS「雪月花-想い出の地-」は続きよりどうぞvv








「折角、映画の撮影で京都に来たんだから桜を見たいな。」

「この時期は各所で見られますよ。桜の名所はすごい混みようですけど、今の私達だったら正体がばれる事はないと思います。
……もしよろしければ今度のオフの日に案内しましょうか? あ、でも久しぶりのオフですし休みたいですよね。」

俺が君からのデートのお誘いを逃す訳がないだろう?

「セツじゃなくて最上さんと花見をしたい。」

「え?」

「カインと雪花じゃなくて、偶には敦賀蓮に戻って羽を伸ばしたいな。君だってそうじゃない?」

「確かにこの服の露出が激しいのは気になっていますけど…。」

「よし、意見は一致したね。君、京都が地元だったよね。穴場とかを知っているだろうし、案内してくれる?」

「うーん、京都に居た頃は殆ど遠出しなかったので近場しか知らないです。しかもそんなに有名どころではありませんよ?」

「有名どころではない=人目につきにくい、今回の目的に合っているじゃないか。
ありのままの姿で過ごすにはもってこいの場所だよ。近場って事は君の育った所だよね。
そこに連れてってもらえるかな。はい、決まり。今度のオフはデートしよう。」




雪月花 -想い出の地-




「敦賀さん、こっちですよ!木の根が所々出ているので足元には気を付けて下さいね。」

「うん。」

最上さんの案内で、幼い頃の彼女と過ごした河原の近くにやってきた。
彼女も懐かしいのだろう、時折目を閉じては木々の奏でる音や風の囁きで何処かの世界にトリップしている。
よかった、彼女にも良い休息になりそうで。

「あれです!」

彼女が指差した先には、一本の大きな桜が美しく花開いていた。
その後ろには少し小さめの桜が群生していて、こちらも色づいている。

「見事だね。」

「私のお世話になった旅館の庭ならもっと綺麗な桜をお見せできるんですけど、人の目がありますし。
敦賀さんには私のとっておきの場所を案内しました。」

「ありがとう。」

その時、一陣の風が吹き、桜の花びらが舞い踊る。

「わぁ!」

彼女は歓喜の声をあげてその光景に魅入っていた。きっとメルヘン世界に意識を向けているのだろう。
そんな彼女の手を握る。

「え?」

「君が何処か遠くの世界に行っちゃいそうだったから。」

「…子供じゃあるまいし。花びらを追いかけて走り回ったりしません!
いくらおまじないの事を知っていたとしても、もう大人なんですから。」

「そう?なら良いんだけどね。」

「あの…。」

繋いだままの手を気にする彼女。だが俺はこの機会をむざむざ逃す気はない。

「もう少しこのまま桜を見ても良いかな?」

「…はい。」

こう言えば彼女が逆らえない事を俺は知っている。
外界の騒々しさから切り離されたこの空間で、君と二人 静かな時を過ごせるこの幸せを味わいたい。

時折起こる風で桜がはらはらと舞う様は、春の雪のよう。
残る手を伸ばせば花びらが掌にふわりと飛び込む。

「この景色をコーンにも見せたかったです。」

「前に言っていた妖精界の王子様だっけ?」

「はい、コーンと会ったのは夏だったから…。よくこの辺りで遊んで、彼、暑さに負けて木陰で休んだりしていたんです。
京都は暑いだけじゃなくて、他にも四季折々の楽しみ方があるんだって教えてあげたかったです。
雪月花の言葉が表すように、春は薄紅色の桜、秋は黄金色の月、冬は純白の雪を愛でる事が出来るって伝えたかった…。」

「大丈夫、きっとコーンも京都の事は良い思い出になっていると思うよ。」

「そうだといいな…。」

遠くを見つめる彼女の眦にうっすらと浮かび始めた涙。次第にその頬を濡らすのは明らかだった。
泣かせたくはなくて。繋いだままの手を引き寄せて、もう一方の花びらを掴んだ手で包み込むように抱き締める。

「敦賀さん!?」

「泣かないで…。今度は青葉が繁る夏にもう一度……。」

「え?」

腕の中の最上さんがこちらを見上げてくるのに視線を合わせる。

「秋には茜色や山吹色の紅葉と夜空の月を眺めて、冬には本物の雪の結晶の雪花に触れよう。」

「…敦賀さんのスケジュールでそんな都合よく空きがある訳ありません。」

「大丈夫、何とかする。コーンの代わりに俺がその風景を見たいんだ。君と一緒に。」

今はまだクオンと名乗る事は出来ないけれど、いつか君に真実を伝えたい。

「~~~~!」

見る見るうちに頬が染まっていく最上さん。

「敦賀さん、そんな台詞を他の人に軽々しく口にしないで下さいね!殺し文句ですよ!」

まったくもう、私じゃなかったら誤解するところです、ぼそぼそと呟いている彼女。
勿論、君にしか言わないよ。こんな事。

「仕方ないですね。京都の風流を味わえる穴場は私しか知らないですから、お付き合い…してあげます。」

「…ありがとう。よろしくね。」

此処に来ると決まった時、君がおまじないの事を教えてくれたんだ。
舞い落ちる桜の花びらを空中で捕らえる事が出来れば――願い事が叶うと。


願わくば、君とずっと一緒にいられるように――この一片の花弁に想いを籠める。







なんて素敵なSSなんでしょう!
初めて読ませていただいたときに、最初の印象は「綺麗だな・・・」でした。
本当に花びらが舞って、世界は淡いピンクの優しい色に包まれている感じがしました。
とても優しい気持ちになれる作品です。

番長。本当にありがとうございました!

ちなみに、Evany様が一部を使っていただいた桜日和はこちらから→ 

そしてそして!このSSへの感想は是非Evany様ご本人へv
皆様の熱い感想をEvany様にぶつけちゃってくださいvvv
下のバナーよりEvany様宅へ行ってらっしゃい!!!

RAINBOW CRYSTAL 様
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