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うふふふふ!!!!

Evany様のRAINBOW CRYSTALからフリーSSを頂いてきましたvv

なんとー!
30万HIT記念だそうですよ!すごいですねーーーー!!

Evany様vおめでとうございますv

そして、ありがたく素敵なSSをいただいてきましたよーー!!
きあーーーーーvv

Evany様の素敵SSは、続きよりどうぞvv



蓮とキョーコが彼女の誕生日に付き合い始めて約一ヶ月。
二人が恋愛関係に発展するまでに語り尽くせない程の紆余曲折を経た為、自然、年月も経つ。キョーコの芸能界における位置付けも変わり、仕事が途切れる事のない忙しい日々を送っていた。

貴重なオフを同時に確保するのは勿論の事、一目でも逢える可能性があるのなら機会を逃したくないのが恋に落ちた二人。


そんな想いを抱えた恋人達の嘉月[カゲツ]の或る一日。



【Magical Candy】
~30万HIT記念フリー作品~



「ごめんな~蓮、俺が車を運転出来れば、お前が取材を受けている間にキョーコちゃんを迎えに行けたんだけど…。やっぱり終業時間を狙ってタクシーで迎えに行けば良かったかな。」
「社さん、そこまでしなくても。久々の学校で積もる話もあったでしょうし、いま此方に向かっているみたいですから待ちましょう。」

蓮は社に向けて携帯を翳し、キョーコからメールが入った事を告げる。

「そうだけどさ、此処に居られるのもあと30分弱だし…どうしてお前はそんなに平静でいられるんだよ。」
「俺だって本当は迎えに行きたいのを我慢しているんですから。行き違いにならない様に此処で待機しているだけです。」
「ああ、そっか。そうだよな、お前が一番逢いたいんだもんな。」

壁の時計を確かめては会議室内をうろうろする社を目にしながら、蓮が愛しい人を待つ時間は刻一刻とタイムリミットに近付く。
もう少しで歩き回る社がバターになりそうという頃、待ち人は現れた。

コンコンコン、とドアをノックする音がした途端、社はドアに飛び付き訪問者を招き入れる。

「どうぞ。」
「こんにちは。」
「キョーコちゃん、間に合ったね。」
「ええ、何とか。」
「よかったー。あと少しで出発だから、もう会えないかと思ったよ。うんうん。じゃ、俺は席を外すね。」
「え?社さんもこのまま良かったら…。外は寒いですし。」
「いいよいいよ、気を使わなくて。お邪魔虫扱いされたくないもん。どっちにしてもあと15分位だし、少し仕事をしてくるよ。」

部屋に二人を残して社は慌ただしく会議室を後にする。

お互いに忙しい中、少しでも逢う機会を、と企む社の調整によって、本日の雑誌の取材はLME事務所で行われた。
そして仕事が終了し、次の現場への移動時間の合間に待ち人・キョーコが現れたのだった。

僅かでも時間があれば、二人きりにしてあげたい。
そんな社の協力もあって、本日の短い逢瀬も実現する。

貴重な時間を無駄にするまいと隣に座った恋人を腕に閉じ込めた蓮がその薄紅色の唇を味わおうとすると、キョーコが蓮の唇に手を当ててキスを拒んだ。

「駄目ですー!」
「何で?」
「敦賀さんがここにいるのは17時くらいまでって聞いたから、学校終わって急いで自転車に乗って来たんです。だから…身体が冷えてて。その…冷たいですから…。もう少し経ってから…にして下さい。」
「気にしないで。唇が冷たかったら、俺が温めてあげる。」

熱い想いで凍えた身体を融かしてしまうかと思えるほど蓮はキョーコを抱き締めた。

「だって…冷たい子みたいに思われるの…嫌なんです。」
「そんな事思わない。…可愛いね。」

蓮は思いきり拒否された唇を指でなぞりつつ、腕の中にさえ捕らえてしまえばキョーコの熱を上げるのはお手の物、とばかりに頬にキスをしようとする。
しかし、それもキョーコによって止められた。

「もう少し、待って下さい。」
「待てない。」
「待って下さい!!」
「…仕方ないな。温かい飲み物は片付けた後だから…ああ、そうだ。これを舐めてごらん。本当は食後だと効果が高いんだけど。」

キョーコの頑固な態度に不満げな表情を一瞬浮かべた蓮だが、それ以上食い下がる事も無く思い直したようにキョーコの手に飴を握らせた。

「あ、ありがとうございます。」
(敦賀さん…普段、飴とか持ち歩いてないのに何でいきなり?楽屋とか前室に置いてあるお菓子にも手を付けない人なのに。)

キョーコの掌の上にはオレンジ色の飴の入った小袋が三つ。
一つだけ取り上げて、残りの二つをテーブルの上に置く。

「いっぺんに全部食べて?」
「何でですか?いくら小さい飴でも何個も要らないです。さっきから敦賀さん変ですよ。急に飴を勧めてきたり。」
「ああ、確かに変だね。ま、いいや、時間が惜しいし、一つでもいいから早く舐めて?」

飴を無理やり勧める蓮を訝しがりながらも、飴を口にしたキョーコを見て蓮は微笑む。
そこに、コンコンコン、と遠慮がちなノックと共に、先程部屋を後にした社が声を掛けてきた。

「開けてもいいか?」
「どうぞ。まだ何もしてませんから…。」
「何もしてないって…。」
「よかったー。何もしてない時で。」

蓮の応答を聞いたキョーコは顔を真っ赤にし、入室の許可を得た社は蓮の台詞など意も介する様子も無く部屋に入る。

実際、タイミングさえ気をつければ蓮の機嫌は保たれるからだ。
かつて、“何かしている時”にうっかり部屋のドアを開けてしまい、『しばらく敦賀さんには近づきません!』とキョーコに言われた蓮は、一日中嫌味を言い続け、社を辟易とさせた。それ以来、社はノックを欠かさない。

自分が離席した後に何が起きるかなんて今は百も承知の社は、極力時間ギリギリまで二人の邪魔はしない。

「ごめんね~、俺とした事がスケジュール帳を忘れちゃって。じゃ、蓮、あと5分、だぞ?」
「わかりました。」
「キョーコちゃん、あと少し蓮の相手をしてやってね。」
「はい。」

社はキョーコの前に置かれたキャンディの小袋を見つけた。

「あ、この飴、貰ってもいいかな。ちょっと喉が痛くて。今の季節、乾燥してるからかな~。…いて!」

飴に向かって伸ばした社の手を蓮が軽くはたいた。

「この飴はあげませんよ。貴方は風邪の症状です。薬局か病院に行って下さい。あ、俺に風邪を感染さないでくださいよ。そうなったら最後、キスを拒否されるんですから。」
「ひどい!飴くらい構わないだろ。ケチ…!いいよもう。」

キョーコの事になると狭量になる蓮に不満を漏らしながらも、ここで時間をかけるとこの短い逢瀬の後に文句を言われる事がわかりきっているので、社は早々に退散する。

「…で、どう?」
「どうって何がですか。オレンジ味で美味しいです。」
「美味しいだけ?やっぱりもう一つ食べてみてよ。」
「だから要らないですって。一つ食べれば充分ですから。」

蓮がテーブル上の飴を無理やり渡せば、キョーコがそれをテーブルに戻す。
そんなやり取りが暫く続くもキョーコが二つめを口にする様子はなく、蓮は残念そうな表情を顔に浮かべる。
その時、外の社が遠慮がちなノックと共に時間の終了を告げた。

「蓮、そろそろ…。」
「はい、あ、社さん、ドアを開けても構いませんよ。どうぞ。」

扉が開き社が再び顔を覗かせる。

「ごめんな、もう時間だ。」
「社さん、飴欲しがっていましたよね。あげます…はい…。」
「お…おお…ありがとう。」

すっかり悄気た様子の蓮はソファーから立ちあがり、入口付近に居る社に飴を渡す。
キョーコはそんな蓮を見て可哀想に思い、蓮がすぐ傍のハンガーに掛けてあったコートを手に取る間に、テーブルに残った最後の一つを口に含む。

「この後は椹さんのところに顔を出すんだよね?そこまで一緒に行こうか。」
「はい。」

キョーコも退出する為、荷物を持って立ち上がろうとした時、蓮の腰掛けていた位置に白い紙が落ちているのを見つけた。

(メモ…?きっと敦賀さんの忘れ物ね、渡さないと。)

ソファーに挟まっている白い紙らしきものは小さな紙封筒だった。念の為に裏返して宛名を確かめる。

(何これ!?――ふふ、敦賀さんったら…。可愛い♪)

コートを着込んだ蓮に続いて、キョーコも立ち上がる。
キョーコがドアに近づいてくるのを確認した蓮が彼女の為にドアを開けたその時。

「敦賀さん。忘れ物ですよ。」
「何?」

キョーコから声を掛けられ振り向いた瞬間、コートの襟を引っ張られ蓮は態勢を崩す。

直後、蓮の唇に温かいものが触れた。キョーコの唇だ。
そして何かを咥内に残してすっと離れていく。口に広がるオレンジの味。

「キスしたくなっちゃいました♪」

キョーコの手中で白い紙封筒が揺れている。

「…忘れ物は受け取ったけれど、俺もやり残した事があるんだよね。」

凶悪な程に可愛らしく微笑む小悪魔を腕の中に収め、その耳元で囁く。

「キスがしたい。」

返事を待つ事無く、そのまま薄紅く色づいた唇を堪能する。
キョーコの腕が蓮の背中に回り、小さな封筒が床に落ちる。
その袋には『キスしたくなる飴』と書かれていた。

初めは表面を味わうだけだった口接が、やがて深くなっていく。

社が慌ててドアを閉じる気配を感じながら、恋人達は柔らかく甘い世界への扉を開く――。


Evany@RAINBOW CRYSTAL


END





もうもうもう!!!
かーわーいーいーvvv

きっとキスの味はふんわり優しいものなんでしょうねーvv
ゆっくり二人で味わってくださいvv

素敵なSSをフリーにしてくださり、ありがとうございました(*^-^*)


是非是非感想をEvany様へvv
下のバナーより行ってらっしゃいv
RAINBOW CRYSTAL 様
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