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素敵なSSを頂いてきましたvv

2009/11/20 Fri 00:00


大ッ好きな凛様のサイト。
Little rinより、50万HIT記念SSを頂いてまいりましたvv

読んだとたん私もじんわり・・・。
なんて素敵なSSをフリーにしてくださるのですか!!と大声で叫びたい衝動に。

(でも、読んだとき私は車屋さんで点検中だったので、声には出さずに心の中で叫びました)

凛さん!
50万HITおめでとうございます!!!

これからも応援はかかしません!!!!


では、凛さんの素敵な素敵なSSは、下記よりどうぞvv



春は桜を
夏は海を
秋は秋桜を
冬は雪を



《春夏秋冬》



忙しすぎて逢う事も叶わなかった。
でも、人気商売のこの世界では有り難い話。
事務所ですれ違う事は出来ても、一緒にご飯を食べたり、それが無理ならせめて電話で声くらい、と言う事も出来ない状況だった。
出来たのはメールのやり取りくらい。それだったら時間を気にしないでやりとりが出来たから。
そして、ようやくお互いの暇な時間が合ったのが、今日。
明日は敦賀さんが一日オフ。
私はと言えば、一日オフは難しくて、でも午前だけオフを貰う事が出来た。
敦賀さんのお家でご飯を作って、食べてもらって。
久々なんだから今日だけは本読みとか仕事のお話はしないでおこう、って最初に決めて。
今は敦賀さんが珍しくお酒を飲んでいる。今までが忙し過ぎて疲れが溜まっているのか、いつもよりも酔いが早くて目元がほんのりと染まっていた。

「キョーコちゃん」

「何ですか?」

私の今の居場所は敦賀さんの隣り。
何をするでもなく、敦賀さんの隣に座って雑誌に目を通していた。

「キス、しよう?」

ふにゃにゃにゃにゃー、と崩れた顔。
完全に酔っ払ってる。

「お酒臭い人とはしたくありませーん」

笑って、人差し指で敦賀さんの唇をそっと押さえた。
むぅ、とむくれる。
アルコールの所為で、ちょっと子供になっている敦賀さんが可愛かった。

「じゃあ、キスは諦めるから、ちゅーして?」

……………。どこが『諦め』てるんでしょうか?
視線をやれば、その目は期待に満ち溢れていた。

「だから、さっき言いました。お酒臭い人とはしたくありませんって」

「俺、そんなに飲んでないよ?」

飲んでないかも知れないですけど、酔っ払ってます、確実に。
お酒臭い、って言ったのは本当は冗談だけど、可愛いから教えてあげない。

「ね、キョーコちゃん。ちゅー」

社さんが見ていたら、確実に驚愕するんだろうな。
こんなの蓮じゃない、とか言って。
はぁ、と溜め息を吐いて覚悟を決めた。

「ちゅーしてあげますから、言う事聞いてくれますか?」

「もちろん!!」

全開の笑み。そりゃあそうだろう。だって、こんな風に敦賀さんの言う事を聞いた事が無いんだもの。しかも、強請られたとはいえ私からのキス。
でも、そんなに簡単にキスはしてあげないんだから。

「どうせ敦賀さん、このまま寝ちゃうんでしょう?」

リビングで寝られたら、移動させるのに大変なのは私なんだもの。
私も敦賀さんももうお風呂には入っていて、あとは寝るだけ。
だから、

「寝室に移動して、きちんと寝てくれるんならしてあげます」

「一緒に寝てくれる?」

「私、明日午後からお仕事です」

「知ってるよ? だから、寝るだけ」

で、済むのかな。と、勘繰ってしまう。……だって、敦賀さんだもん。

「大人しくしていてくれるのなら」

そう条件を出すと、じゃあ、決定!! と、いそいそと寝室へと足を向けた。
そんなにキスをして欲しいのか、そんなに一緒に寝て欲しいのか、と思うと、ちょっと申し訳ない気持ちが沸いて来る。
そんなに私、敦賀さんに対して、敦賀さんがして欲しい事をしてあげてないのかな、って。
そんな私が、敦賀さんの隣りにいて良いのかな、って。
だって、敦賀さんの恋人になりたがる、敦賀さんがして欲しい事をしてあげられる人、本当は沢山いる事を知っている。

「ずっと、隣りにいても……良いんですか?」

すでに寝室に入ってしまった敦賀さんに聞かせるつもりは無い言葉。でも、ずっと私の胸のどこかにあった言葉。

(本当は今だけ、でも良いんです)

そっと笑って、寝室の扉を開けた。
そこには、あと少しで夢の世界に飛び立とうとしてる敦賀さんの姿。

「敦賀さーん。そのまま寝たら風邪引いちゃいますよ。きちんとタオルケット織って下さい」

身体を揺らすと、んー、と寝惚けた声で返事してもぞもぞと身体を動かす。
その隙を見計らって身体の下にあったタオルケットを被せる。

「キョーコちゃん、ちゅーは?」

眠くても、それは忘れてないんですね。
ベッドの端に座って、身を屈ませる。

「目、瞑って下さい」

恥ずかしいから、とお願いをする。仕方が無いなー、と言いながらも目を瞑ってくれたのを確認してから頬にキスをした。

「ちゅー?」

瞑った目を見広げて、不満げな顔。

「ちゅーですよ?」

素知らぬ顔をして敦賀さんの隣りに潜り込んだ。

「私、唇にするとは言ってませんもん」

ふふ、と笑って潜り込んだ身体を敦賀さんに寄せる。
可愛くない恋人でごめんなさい。でも、今の私にはこれが精一杯。

「確かに、ね」

耳元で敦賀さんの声がして、抱き締められた。

「そうだ、キョーコちゃん。俺、叶えたい夢があるんだ」

「なんですか?」

敦賀さんの温かさにうとうととなりながら相槌を打つ。

「キョーコちゃんと春に桜を観に行きたい」



「今年の春、一緒に観ましたよね?」

すでに一緒に観ているのに、また観たい、だなんておかしな事を言う。

「観たけど、あれは『最上さん』と観た桜だから」

「つ、るがさん?」

「今度の春は、『キョーコちゃん』と観たいんだ」

今年の春は、私達はまだ、『敦賀さん』と『最上さん』だった。

「秋にはコスモスを観に行こう? 冬になったら雪を観に。春になったら桜。夏になったら海に。二人で観に行こう?」

言葉を返すことは出来なかった。

「子供が出来たら、子供と一緒に。歳を取って二人に戻ったら、また二人で。春も夏も秋も冬も……、いつも、どんな季節でも、キョーコちゃんとそんな景色をみていたい。だから」

す、と息が落ちた。

「つるがさん?」

静寂に包まれた寝室の中、聞こえてくるのは敦賀さんの寝息。

「ひどい」

ひどいです。
そんな事を言うの、ひどいです。

「っ」

喉が痛かった。息が出来ないかと思った。

「……っぅ」

だから、の続きなんて必要無かった。

「れん」

そうやって呼ぶ事を聞かれる事は、望まなかった。
頼まれたって、一度も呼ぶ事は無かった。
だけど、今は。今だけは。

赦してくれるの?
隣りにいる事を。
貴方の未来に私がいる事を。

蓮は赦してくれているの?

はるもなつもあきもふゆも

どんなきせつもどんなけしきのなかでも

今のこの二人の関係のまま、一緒にいても良いの?



敦賀さん。
今、身体から零れる、海のカケラはまだ冷たいけれど、
でも、あなたがそのカケラを温めてくれる事を知っている私は、
きっと世界で一番の幸せ者。

(ちがうよ いちばんのしあわせものは、おれ)







もおおおおおおおおう!!!!
可愛かったでしょー!!!
そして流れ込んできたでしょー!?キョコの気持ちが!!!
こんな素敵なお話を書かれる凛さん、大好物・・・大好きです!!!


感想は是非是非、凛さんご本人へvv

凛さんのサイトはこちらをクリック!!→Little rin
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