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優しい時間 14

2009/09/06 Sun 21:43

今日は引きこもってたぜイエー!!!
昨日は家に帰ってから、ところどころ寝落ちしつつ某絵チャ会に参加。
そしてレスをほとんどしないままメッセにも参加。
2場所で寝落ち状態・・・orz
旅行で疲れてたんだ・・・(涙)

それでもエ○トークや鬼○トークには花を咲かせつつ、ここぞという場面で寝落ち。
くそう!!
開通記念・・・・・・・!!!(大人的配慮)

絵チャログを楽しみにしましょう。うん。(←自分への言い聞かせ)


そして、その絵チャ会(ス キ ビにあらず)で言われちゃった。
「本当のエ○帝王はコマドさんだよね」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ええええええええええええええ(゚Д゚)

そそそそそそそんなことないですよ!!!
たしかにケツとか尻とかマニュマニュとか話してるけど!!

私より上がこっち(ス キ ビ 虹)の世界にはたくさんいます(にやり)


(さらりと優雅にかわして)
さて、本日は優しい時間 14話です。

楽しんでいただけたらいいのですが。

では、下記よりどうぞvv

目が覚めたら知らない天井。
何度知らない天井を見ればいいのだろう。




優しい時間 14




優しくて涙が出るくらい懐かしい香りに包まれていた。
蓮兄の香りだ・・・そう感じて、胸いっぱいに香りを吸い込む。
幸せだって・・・そう思った。

はっと目を開けると、あたりは薄暗くて。
ここがどこなのかも理解できなかった。
手にはコーンがあって、それをぎゅっと握り締める。
私が寝ているのはとってもとーっても大きなベッドで、まるで王宮にでもあるのかとさえ思うほど見たこともない大きさだった。
シーツをめくると、ふわっと舞った優しい香り。
蓮兄の・・・香りがした。

蓮兄に逢えたのは・・・夢?
ううん。この香りは確かに蓮兄のものだ。
私を抱きしめてくれたもの。
そして一緒に帰ろうって・・・・・
じゃあ、ここはもしかして蓮兄の家・・・?

家の中は静かで、時計を見ると今は朝の6時らしい。
ベッドをそっと抜け出して静かに部屋を出た。
廊下を行くと、広いリビングに出る。
しん・・・と静かな部屋はとても綺麗で、生活観がないような場所だった。
ここは本当に蓮兄の家なのだろうか?
誰もいない、知らない場所にたったひとり。
心細さなんかにはもう慣れた。
でも、知らない場所はやっぱり怖くてたまらなかった。

「・・・・・ん・・・」
え・・・・?
突然聞こえた男の人の声。
部屋の中を見回しても、誰もいない。
もしかして・・・とリビングにある上質そうなソファを覗き込むと、そこには大きな男の人。
蓮兄が眠っていた。

もしかして・・・私をベッドに寝せてくれたから、自分はソファで眠ったの?
疲れているはずなのに・・・。
ごめん。ごめんね、蓮兄。
会ってしまってごめんなさい。蓮兄の生活を乱すつもりはなかったの。
ただ、返したかったの。
コーンをもとのあるべき場所へ。
そしたらあなたをコーンが護ってくれるでしょう?

大人になった蓮兄の寝顔を見るのは初めてで、でも寝顔はとても幼くて昔の蓮兄のように見えた。
大好きだった蓮兄。
昔みたいに髪は金色じゃないけれど、やっぱり蓮兄なんだって再確認。
抱きしめてもらえた。
蓮兄の瞳に私を映してくれた。
私を覚えててくれた。
これ以上は何を望む?
そんな資格はもうないから。

リビングを見渡して、電話のそばに置いてあるメモ紙を1枚いただく。

『お世話になりました。さようなら』

ありがとう。
蓮兄。
ありがとう。

コーンにちゅっとキスをして、メモと一緒にコーンを置く。

「蓮兄を護ってね?それから・・・今まで一緒にいてくれてありがとう」
もう私から解放してあげる。

「さようなら。ありがとう、蓮兄」




***



「キョーコ!!」
早朝の街の中、近所の公園や駅キョーコが今住んでいるだろう家の方向を探しても、キョーコの姿はどこにもなかった。
手の中にぎゅっと久遠を握り締めて、キョーコを探す。
頼むから事故とか危険なことに巻き込まれていないでくれ!!
俺からキョーコを奪ってしまわないでくれ!!

キョーコと離れて暮らした6年間。
これまでのキョーコの生活なんて何も知らない。
キョーコはこの街でどういう風に過ごしてきたんだろう?
どんな場所が好きで、どんな場所で遊んで。
手がかりが何もなかった。
アメリカよりも狭い日本は、それでもやはり大きくて。
俺はなんて無力で、ちっぽけなのか。

足で走るにも限度はあって、車でもう一度探してみる。
ところどころ止まっては、朝でも開いている店に入って、姿を探す。
こんなときに時間は無情なもので、あっという間に午前9時を回っていた。
ここから撮影現場まで車をとばして30分。
信号につかまる可能性もあるから、40分は見ておきたい。
「どこにいるんだ。キョーコ・・・」
浮かぶのはキョーコの泣き顔ばかり。
泣かないで。頼むから。
俺の知らないところで、たった一人で泣かないで・・・・・。

9時15分。
俺は思い立ったように、キョーコが今住んでいるという家に電話をかけた。

「すみません。深夜に電話をかけた者ですが・・・」
『ああ、すみません。ウチのキョーコがお世話になってしまって』
「いえ・・・それでキョーコさんは・・・」
『え?お宅とご一緒なんですよね?』
ということは、やはりキョーコはまだ戻っていないらしい。
「すみません、それがですね・・・朝起きたら彼女の姿がなくて・・・」
『え・・・?』
「申し訳ありませんが、捜索願を出していただけないでしょうか・・・」
『・・・・・・・・・』
もしかしたら何かとんでもない事件に巻き込まれているのかもしれない。
俺の心臓がどくどくと早鐘をつくように鳴っていた。
「あの・・・・」
何も答えない家主に俺は聞こえていなかったのかと思って声を掛けた。
だが、返ってきたのは耳を疑うような答えだった。
『捜索願なんてそんな大げさなことしなくても大丈夫ですよ。昨日、私の金を盗んだことで叱ったから、帰りづらいだけでしょうから。おなかがすいたら戻ってきますよ』
「え・・・・・?」
『すみませんでしたねえ。ご迷惑をおかけして。いやね、こちらとしても迷惑してるんですよ。親が死んで親戚中たらいまわしで、ウチで面倒見てやってるっていうのにあんなこと仕出かしてくれて。帰ってきたらちゃんとお礼を言いに伺わせますので。どうぞ気にしないでくださいね』
「・・・・・・・・」
何も言葉が出せなかった。
金を盗んだ?キョーコが?
そんなことをあの子がするはずはないじゃないか!!
こんな家に置いてはおけない!!
これ以上辛い思いをさせられない!!

俺は何も言わずに電話を切った。
時間は午前9時20分。
もう、仕事に向かわなければいけない。
仕事に行かなければ、たくさんの人に迷惑をかけてしまう。
自分の仕事に誇りとプライドをもっているけど、今の俺にはキョーコの方が大事で。
今探さなければ、今捕まえなければ、キョーコはどんどん遠くへ行ってしまうだろうから。
先に現場に向かってくれた社さんに電話をかけようと、俺はケータイのリダイヤルボタンを押して、社さんの番号を表示した。
ピリリリリ、ピリリリリ
通話ボタンを押そうとした瞬間に、鳴り響く電話の音。
「はい」
急いでいるこのタイミングで、居留守を使うわけにも行かず、俺は電話に出た。
一刻も早く社さんへ電話をするために。

『よう、蓮』
「・・・・・・・なんですか・・・こんな朝早くに・・・」
『なんだとはなんだ!』
「俺急いでるんです。ご用件はなんでしょうか?」
『なんだよ。人が親切で電話してやったっていうのに』
「親切・・・」
『お前これから仕事だろう?ちゃんと頑張って来いよ』
「あの・・・それなんですが・・・」
『頑張った蓮くんにはちゃんとご褒美をやろうではないか』
「え・・・?」
この人は何を言ってるんだろう・・・と思った。
でも、このタイミングでのこの人の言葉は、なぜか俺を明るい場所に引きずり出してくれるような、そんな感覚で・・・。
「・・・・もしかして・・・」
『愛しのプリンセスは捕獲した』
「!!!」
愛しの・・・それは紛れもなくキョーコのこと。
「あの!今どこに!?」
『仕事をしてこい。蓮。話は仕事が終わってからだ。せいぜいミスをしないように頑張ってくるんだな』
プツっと切れた電話。
「あの!!もしもし!?」
切れた電話からは、当然のごとく返事はなかった。
仕事が終わらなければ、キョーコは戻してくれないということか・・・。
それでもキョーコが無事であることに安堵する。

よかった。
変なことに巻き込まれていなくて。
「・・・・・・・いや・・・キョーコにとっては・・・今現在巻き込まれている状況なのかもしれない・・・」
どうして今あの人と一緒にいるんだろう?という疑問もあるが、今俺がやるべきことは仕事をこなすこと。
車のエンジンをかけて、俺は撮影現場に向かった。




「蓮!」
現場に着いたのが9時55分。
社さんが駆け寄ってきてくれた。
「すみません。社さん。キョーコ・・・」
「よかったなあ。蓮。キョーコちゃんすぐ見つかって」
「・・・・・・・・・ええ・・・・・って社さん、ご存知だったんですか?」
「うん?8時前くらいに電話があったんだよ。社長から。キョーコちゃんを捕獲したって。なぜ社長がキョーコちゃんのことを知ってたのかは疑問だけど、よかったよね」
「・・・・・・・・・8時・・・?」
「なのにお前は一向にここに現れないし、事故にでもあったのかと心配してたんだよ」
「・・・・・・・・・あの・・・社さん・・・」
「ん?」
「なんで、キョーコが見つかったこと、教えてくれなかったんですか?」
「・・・・・・・・・・・・・・え・・・・?・・・・・って、ええ!?蓮、知らなかったの!?だって、社長が蓮には自分から知らせるからって言ったから、俺はてっきり!!!」
「・・・・・・・・っ」
あんのクソ社長!!!
俺で遊んだのか!!!
怒りがこみ上げてくる中、必死でそれを押しとどめる。
後でキョーコを取り返してから思う存分言わせてもらおう。

「社さん。俺、監督に撮影の順番、できる範囲でずらしてもらえないか頼んできます!それからキョーコを社長のところに引き取りに行きます!!」
「うん。そうだね。頑張ろう!蓮!!」
「はい!!」

宝物はすぐ目の前にある。
今度こそしっかりと繋ぎとめて見せるんだ!!



つづく




優しい時間での社長、初登場です★
優しい時間 | コメント(4) | トラックバック(0)
コメント
よかったね
楽しかったね、よかったね
つき・・・
だってコマはェロコマだもの
私は着いていけないわ・・・

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