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優しい時間 3

2009/07/05 Sun 22:39

こんばんわ。

最近、自分の首を絞めているような気がしてならないコマドです!!

なんだか、某サイトマスター様たちと酒を飲みながら勢いでとんでもないことを口走ってしまったような・・・・・・・感じで・・・・。(いえ、実際はお会いしてませんし、シラフでしたけど)
朝が来て夢かと思ったら現実でしたorz
楽しんでやらせていただきます。

そのうち、新たな私が登場するかもしれませんので・・・・あの・・・どうか・・・・(小心者)

(↑何言ってるかわかんないですよね。いえ、スルーしてくださいvv)

では、優しい時間、第3話です☆



俺が毎日欠かさないこと。
キョーコにおはようとおやすみを言うこと。

それは君と暮らし始めて最初に決めたこと。
どんなに喧嘩をしても必ず挨拶はしようと。
君と喧嘩をするなんてこと今までにないけれど。

君が笑って暮らせるように。
俺といて幸せだって思ってくれるように。
俺が君といて幸せだって思っているように。



優しい時間 3


「キョーコ、ただいま」
「お帰りなさい。蓮兄」

俺が帰宅すると、キョーコは出迎えてくれる。
ほっとしたような、そんな顔で。

「大丈夫。無断外泊なんてしないよ」
ぽん、とキョーコの頭に手を乗せると、とたんにぷうっと膨らむキョーコの頬。
「そんなこと私言ってないじゃないですか!」
「そう?」
「そうです!!それに今蓮兄、私のこと子ども扱いしましたね!!」
「してないよ」
「いいえ!!しました!!」
きゃんきゃんとまるで子犬のように噛み付いてくるキョーコ。
顔が笑っているから、じゃれてる・・・そんな感覚なのだろう。

「いいにおいがしてるね。今日は・・・」
「今日はビーフシチューです」
「楽しみだ」
「蓮兄、先にお風呂にします?」
「うん。一緒に入ってくれる?」
「・・・・・・・・・・・・」
ぷっ。
冷ややか~な目で見ているキョーコ。
赤くなったり冷たい目で見たり、見ていて本当に飽きない。

かわいいキョーコ。
俺がどんなにいつも君を思っているか知らないだろう?
学校では今何の授業だろうか。
今、俺が食べるのと同じお弁当を食べているところだろうか。
変な男から言い寄られたりしていない?
変な事件に巻き込まれていない?
俺が帰ったとき、お帰りと出迎えてくれるだろうか・・・。

だから、ホッとしているのはむしろ俺のほう。
笑って、怒って、拗ねて。
たくさん表情を見せて。
どうかあの頃に戻ってしまわないで。
俺がいるよ。
父さんも母さんもいる。
みんな君の味方だって、そう思って?


食事が終わった後は2人で片付け。
毎回キョーコは「蓮兄はあっちに座ってて」って言うけど、2人でやったほうがゆっくりできる、と言いくるめる。
2人分の食器だからそう多くはないのだけれど。
そして、リビングでのくつろぎタイム。
俺は台本を読んだり、キョーコは宿題をしたり。
2人でいるときはもっぱらリビングにいる。
キョーコが一人のときは・・・わからないけど。
お互い話をしたり、キョーコがわからない問題を一緒にやったり、時には俺の本読みを手伝ってもらったり。
2人が家にいるときはできるだけ一緒の空間で過ごす、なんて決まりは作ったことはない。
だからこそ、こうしてキョーコが俺の傍で過ごしてくれることが嬉しくてたまらなかった。



***



キョーコと出逢ったのは、俺が8歳のとき。
その頃は京都に父と母と住んでいた。
父は日本とアメリカのハーフ、母はアメリカ人。
俺の容姿は母親譲りで髪はブロンド。瞳の色も碧くて、どこからどう見ても外国人。
容姿が違うってだけで、からかわれていじめもあって。
今となれば子供のいじめなんてたいしたことではないけれど、当時は本当に苦しかった。
父と母は忙しくて、なかなか家にいることが少なかった。
誰も自分の話を聞いてくれない。
どうして自分はこんなところにいるのどろう。
どうして
どうして
どうして・・・
疑問ばかりが増えていき、自分の存在意義すらわからなくなった。

ある日、また外人だといじめられて帰る途中、帰り道にある公園からころころとボールが俺の足元に転がってきた。
それはふにっとした感触のゴムボール。
ピンクの鮮やかなボールだった。
それを拾って公園内を見ると、そこには小さな女の子と、その子に良く似た女性。
きっとその人たちのものだろう、と思ってボールを持って近づいていった。
「あの・・・これ・・・」
俺が声をかけると、女性はすこしびっくりしたような顔をした。
ああ、また怖がられるのかな。
この髪と目のせいで。
そう思った。
でも、次の瞬間、くいっとズボンのすそを引かれた。
「え?」
下を向くと、小さな女の子が俺を見上げていた。
にこにことして、「ぼーう」と言いながら俺に小さな手を伸ばしていた。
「はい」そう言ってしゃがんで女の子に渡すと、女の子はにこにこしながらボールを地面に置き、俺の手を握った。
小さな手で、きゅっと。
「あ・・・あの・・・?」
驚いていると、頭上からくすくすくすと笑い声が聞こえた。
その声のほうを見上げると、女性は俺の視線に気づいたのか
「あ、ごめんなさいね。この子がこうやって自分から近づくのは初めてなの。人見知りが激しくってね」
にこにこと俺のうでにからみつくその女の子をみて、不思議でたまらなかった。
「・・・ぼくのこと・・・怖くないのかな・・・」
「あら、怖い?どうして?」
「だって、ぼく皆と違うし。髪も目も」
「それで、いじめられた?」
「・・・・・・・・」
なぜか、うんとは言えなくて黙り込んでしまった。
だって、そんなことを出逢ったばかりの人に言うのも恥ずかしいし・・・・。
うつむいていると、ふわっと髪の毛に風が触ったような感じがした。
顔をあげると、女の子が俺の膝に手を置き、一生懸命背伸びをして俺の頭を撫でていた。
そのしぐさがたまらなく、いとおしく・・・・感じた。

「子供はね、人の感情にとても敏感なの。人見知りする子は、誰よりも自分を守ろうとする意識が高いのよ。でもね、この子はあなたのことをきっと好きだと感じたの。髪や目の色なんてこの子にとっては何の違和感もないはずよ?」
それに、人とは違うってとても魅力的なことじゃない?
その女性はそう言って笑ってくれた。

とても、嬉しかった。
俺は女の子を抱きしめて、頬にキスを送った。
父と母への挨拶はいつもキスだったから、俺を好きになってくれた君へ敬愛のキスを。
女性は「あらあら、よかったわね。キョーコ」とにこにこしながら言ってくれた。
腕の中のキョーコはまだにこにこと笑っていた。

「キョーコちゃん。俺は蓮だよ。敦賀蓮。よろしくね?」

これがキョーコとの初めての出会い。

それからキョーコはとてもなついてくれた。
「にーた」としか呼べなかった俺の名前も、いつのまにか「蓮兄」と呼んでくれるようになった。
6歳違う俺のことを本当に兄のように慕ってくれた。
キョーコは俺の両親にもとても気に入られ、「パパ」「ママ」と呼んでくれと本気で頼まれていた。
キョーコは自分の両親のことは「お父さん」「お母さん」と呼んでいたから、俺の両親を「パパ」「ママ」と呼ぶのに抵抗はなかったらしく、素直に受け入れていた。
もちろんそれは家族ぐるみの付き合いにもなり、キョーコは普通に俺の家にも泊まりにくるようになっていた。

かわいくて、素直で・・・・俺の天使。
妹のように思っていた。
兄弟がいない俺にとって、ほんとうに可愛い妹だと。
ずっとずっとキョーコのそばにいたいと、思った。

だけど、それは叶わなかった。
当時俺は14歳。キョーコは8歳
両親のアメリカへの帰国のため、俺も一緒に行くことになった。
14歳の俺がひとりで日本に残るわけにはいかなくて
でも、キョーコと離れるなんて考えられなくて。

見送りに空港まで来てくれたキョーコ。
ぽろぽろと大粒の涙を流すキョーコを俺は抱きしめた。
小さな小さな女の子。
俺はどれだけこの子に救われただろう。
君が俺を認めてくれた。
君がいたから俺の世界は色をもってくれた。
全部全部君のおかげ。

「ねえ、キョーコ。これをあげる」
キョーコに渡したのは碧い石。
「蓮兄・・・これ・・・」
「これはね、久遠。君を守ってくれる石だよ」
「こーん?」
「うん俺の名前、蓮にしようか久遠にしようか迷ったらしくって、それでこっちの石に久遠ってつけて俺に父さんたちがプレゼントしてくれたんだ。だから、これはキョーコがもっていて?」
「・・・・・・」
何度も俺とその石を見比べながら、それでも瞳に涙がたまっていく。
「また、絶対キョーコに会いに行くから」
そう言って、俺は初めてキョーコと出逢ったときのように彼女の頬にキスをした。


キョーコは、ずっと泣いていた。




そして、6年後。
キョーコと再会したとき。
キョーコと離れてしまったことをひどく後悔することとなる

優しい時間 | コメント(7) | トラックバック(0)
コメント
新たな自分・・・・
本当に・・・どうしようね・・・?・・orz
変態同盟とか・・どんどん踏み外していく・・
そんな・・・



楽しさ?(←あ・・変態だ)

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Re: 新たな自分・・・・

ちろたん♪

あ・・・・さらっと、変態同盟と・・・

しかも優しい時間のコメントで・・・orz

そんな貴女が





大好きだ(←やっぱり変態)
あれ……ちろたん、変態の筆頭で無かったの?

先輩かと……

夢?

幻?

ひま●こより






●にはっが入ります
決してんではありません
ちょ
公開コメが大変な事にww
ひ●んこ様、そなたは鬼畜だな・・
よし。リーダーに任命す。
私がリーダーに見えたのは明らかな幻覚でした。
これが現実でおまww

と人ん家の公開コメにレスする自分。
十分な荒らし。あああああブラックリストに載せないでぇぇぇ
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みゃ

ちろたーん。

隠すとこ間違って、ひまの名前えらいことになってますよー。
以上、注意事項(一応健全ブログなもので注意まで/笑)

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