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私の腰の心配をしてくださり、

なななななななんと、優しい姫!!

優姫さんから素敵SSが届きましたーーーーーvvvv
優姫さんとは、某茶室で出会いました。
優姫さんはHINA様・蕾様のステキ企画の拍手SSをかかれたので、ご存知の方も多いはずvv

そんな優姫さんより、SSがvvvvv

UP好きにしてvvとのお返事だったので、UPさせていただきます!!

本当にありがとうございますvv

腰は角度によって、やばい!!と思うことがあるのですが、日に日に良くなってきていますvv

ではでは、下記より優姫さんSSをどうぞvv



癒しの妖精




 ――ひっく……ひっく……ひっく……

「大丈夫ですか、敦賀さん。やっぱり救急車呼びましょうか?」
 シャックリの止まらない蓮がラブミー部室で休ませてもらって十数分、ずっと心配そうにしていたキョーコちゃんが何度目かの提案をした。
「なに大げさなこといってるのよ。シャックリごときで救急車なんか呼んだら、いい笑い者になるわよ」
 もちろん、ちゃんと心配してくれてはいるものの(携帯サイトでシャックリの止め方を検索して教えてくれたことだし)、現在の琴南さんは暴走するキョーコちゃんにブレーキを掛けることに比重が傾いているようだ。
 それも仕方がないぐらい、キョーコちゃんはなぜだか物凄く心配してくれている(おかげで蓮は上機嫌だ。端正な顔が微妙に崩れているのは、シャックリのしすぎで苦しいせいではなく、表情筋が緩んでいるせいだろう。)。
 はっきりいってマネージャーであるオレの立場が危ういぐらいの勢いなので、オレはキョーコちゃんの代わりに琴南さんを手伝って、ラブミー部員のお仕事である資料作成を行っている。
「だ、だってモー子さん。しゃっくりは百回すると死んじゃうのよ?!」
「も~~~っ、それは単なる迷信でしょう」
「そうそう、迷信、迷信。蓮のヤツなら殺したって死なないから」
 こくこくこく。
 叱り付ける琴南さん、笑い飛ばすオレ、真面目に頷く蓮。
 3人がかりの慰めにも、キョーコちゃんの表情は深刻さを増すばかり。
(こうなったら『仕事の時間だ』って嘘ついてでも、蓮を連れ出したほうがいいかな)
 次の仕事までにはあと20分ほどあるが、これ以上キョーコちゃんを煩わせるわけにもいかない。
 チラリと蓮を見遣ると、オレの意図が通じたらしく、横たえていた上体をソファから起こした。
 身動ぎした拍子にひいぃっっく、とひときわ大きくしゃくりあげた蓮に、キョーコちゃんが慌てて駆け寄った。
「敦賀さん、無理はしないでください」
「ぃや……、たかがしゃっくり、……だし……」
「たかがって、しゃっくりが止まらなかったら仕事にならないじゃありませんか」
「あ~~、だからって救急車はやめてね、キョーコちゃん。余計に仕事に支障が出るから」
 キョーコちゃんは一瞬だけオレを見て、すぐにまた蓮に向き直った。そのまま、床に膝を着いてしまう。
「……も、がみさん?」
「横隔膜って、たしかこの辺ですよね」
 キョーコちゃんは戸惑う蓮の鳩尾のあたりをそっと撫でると、そのまま顔を近づけて
「いたいのいたいの、とんでいけ~」
 ――ふうぅ~~~っ
 懐かしい呪文を唱えて、息を吹きかけた。

 そのとき、ラブミー部室は真空状態になったと思う。

「敦賀さん、どうですか?」
 次にキョーコちゃんが声を発するまでに、何時間も経ったような気がした。
「あ、ああ……そういえば、止まったようだね」
 どこかぼんやりとしたまま、蓮がゆっくりと鳩尾を摩る。何度か大きく深呼吸をしていたが、もうしゃっくりが襲ってくる気配はない。
「良かったな、蓮」
「救急車を呼ぶ羽目にならなくて、なによりです」
 控え目に喜ぶオレと琴南さんに、ご心配をかけましてと頭を下げて、蓮は改めてキョーコちゃんを見上げた。
「しゃっくりをとめてくれてありがとう。痛みを一瞬で消してくれるなんて、最上さんは癒しの妖精みたいだね」
 蓮の発言に、安堵のあまり惚けていたキョーコちゃんの様子が一変した。
「え……っ、妖精?」
 大きな瞳がキラキラと輝き、その全身からラブミーツナギによく似た色のオーラが溢れ出る。華奢な身体の周囲に花が舞い散る幻影を見たのは、オレひとりではないはずだ。
「うん、ティンカーベルより心強い妖精だよね。俺専属の妖精になってくれると嬉しいな」
「もちろんです! 不祥、最上キョーコ、喜んで敦賀さん専属の妖精を務めさせていただきます!!」
(お、『俺専属の妖精』って蓮……そんな気障なセリフが吐けるなら、いっそのこと『俺の恋人になって』って素直に言えよ……)
 砂を吐くのに忙しくてツッコめないオレの代わりに、琴南さんが低く呟いた。
「アンタ……騙され易いのもいい加減にしなさいよ」
「? モー子さん、いま、なにかいった?」
 きゅるんっ、と琴南さんの方に振り向いたキョーコちゃんの背後で、蓮は恐ろしいほど爽やかな笑顔を浮かべた。爽やかといってもアレだ。キョーコちゃんが見たら瞬時に凍りつきそうなアノ笑顔だ。
「俺にもなにか聞こえたんだけど、なんていったのかな、琴南さん」
 もちろん、琴南さんもピキリと音がしそうなぐらいに凍ってる。
(優しげな笑顔と声音で脅しを掛けるなんて、なんて器用なんだ。この特技を活かせる役柄ってないんだろうか)
「モー子さん?」
「……専属になるっていうんなら、敦賀さんからもなにか貰いなさいよ。それが契約ってものでしょう?」
「そ、そうだよ、キョーコちゃん! 癒しの力なんて貴重なものを提供するんだから、うんと高いものでもねだるといいよ!!」
 負け惜しみのような琴南さんの提案に、オレは急いで飛び乗った。
 蓮を困らせたいの半分、自分が安心したいのが半分だ。
 生真面目なキョーコちゃんのことだ、蓮から『契約の代償』としてなにかを受け取れば、万が一にも他の人間におまじないを掛けたりしないだろう。オレは切実に、その確証が欲しかった。
(キョーコちゃんが他の人間にあのおまじないを掛けているトコロを見た日には、蓮がどうなるか分らない……)
 しかし、キョーコちゃんはキョーコちゃんだった。
 オレの薄汚い思惑など吹き飛ばす勢いで、清々しくいってのけたのだ。
「ねだるなんてとんでもありません! 敦賀さんのお役に立てるなら、それだけで私にとって嬉しくて幸せなことですもの!!」
 天使もかくやというその微笑みに、なにをいえるというのだろう。
「そうだ、最上さん。ひとつ提案があるんだけど」
 だがしかし、キョーコちゃんがキョーコちゃんなら、蓮もどこまでいっても蓮だった。
「なんですか?」
「さっきのおまじない、息を吹きかけるんじゃなくて、キスの方が効くと思うんだけど」
(……おまえ、よくそんなセリフを真顔で吐けるな)
 俳優としてのスキルを無駄に使うなといいたいのだが、どうにも声が出ないのがもどかしい。
「キス、ですか?」
「ああ、御伽噺にキスはつきものだろう?」
 そうしてまたにこやかに頷く蓮の前で、キョーコちゃんは少しだけ考え込んだが、『妖精』といわれた喜びで判断能力が落ちているらしい。
「わかりました! 今度から敦賀さんの癒しの妖精として働くときは、キスさせていただきます!」
「よろしく頼むよ、俺の妖精」
 蓮がキョーコちゃんの左手を引き寄せて、甲にキスまでしているというのに、キョーコちゃんは恥ずかしがりもせずに右手で拳を作って天に突き上げ、力強く誓いを立てている。
 見目麗しい青年と可愛らしく健気な少女による、御伽噺さながらの光景のはず
なのに、オレと琴南さんは正視することができなかった。

 ――癒しの妖精が、イヤラシイ大魔王に捕まっている図にしか見えなかったのだ。

 数日後、なにやら蓮が
「墓穴を掘った気がする……」
とかなんとか呟いていたが、オレは聞こえなかったフリを貫き通した。






姫という癒しの妖精からのプレゼントでしたvv
痛いの痛いの飛んでいけ~!!
あんなことをされたら・・・・・!!!って、違う方向に妄想しそうな私をお許しください!!
数日間の間に何をしたんだキョコ・・・と大変気になる終わり方・・・
じらされてますね。私vvvそんな優姫さんに首ったけvv
ステキなSSをありがとうございましたvvv
ステキな頂き物 | コメント(4) | トラックバック(0)
コメント
え、えと
贈り物をご笑納の上、展示までしていただいてありがとうございます。

私こそコマド様に首ったけなので、一日も早く腰が完治なさるように、草葉の陰から祈っております。
優姫様へ
とても可愛らしいSSを読めて私は幸せになりましたvこれからもあちこちで読ませていただきますね。
そしていずれサイト持ちにvv
蓮のお腹にふぅ~って!
可愛い
Re: え、えと
優姫さん♪

いえ!!
こちらこそありがとうございますvv嬉しいですvv

腰・・・・・早く治ってくれればほんといいのですが。
優姫さんも体調崩さないようにしてくださいねvv
いのうえひまり様
優しいコメント、ありがとうございますv


……が、私はあくまでも一般人であることを
お忘れなきよう、切にお願いします……


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