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優しい時間 2

2009/06/25 Thu 16:04

髪の毛切ってきました!!
どうやら去年の9月以降、切ってなかったらしく。
「ずいぶん伸びましたね。うわ!長い!」
とイケメン店長さんに言われました。

今日はたくさんお話してきましたよ。
なんだろ。
ジャ●ーズ系ではなく、キツネ系?
目が一重でなんかかっこいい感じ(←わかりにくっ!!)

長さは毛先の痛んでるところを3cmほど切って、すいてもらってちょっと明るくしただけだから、帰ってきて妹に「何がかわったの?」といわれるほど。
だって長いほうがまとめられて楽なんだもん。

長いから次に店長さんに会うのはいつになることか。
1年・・・経つ前には行きたいな(笑)

腰は今日も絶好調に痛いです!!
以上、私のくだらない話におつきあいいただいてありがとうございました!!

では、優しい時間 2 は下記よりどうぞ。


私は、ただ今日を生きるだけ。


優しい時間 2



朝早く起きて、食生活の基本が壊れているこの家の主、蓮兄のために朝ごはんを作る。
それが私の朝のお仕事。
別に蓮兄にそれを強要されたわけじゃなくて、これは私の意志でやっていること。
だって、蓮兄は私に住む場所を与えてくれた。
私にできる蓮兄への恩返しは、これくらいしかないから・・・。

今日の朝ごはんは蓮兄の好きな和食。
焼き魚と出汁巻き卵、そしてお味噌汁。ほかほかご飯。
お弁当は3人分。
蓮兄と社さん、私の分。
蓮兄は休みがほとんどないほどの人気の俳優、敦賀蓮。
社さんはそのマネージャーさんだ。
朝からお仕事のときはこうやってお弁当を作るのも私の日課。

「さて・・・蓮兄・・今日もまだ起きてこない・・・」
寝起きの悪い蓮兄。
そりゃあ昨日も遅く帰ってきたし疲れているだろうから、私だってゆっくり寝かせてあげたいけど・・・。
社さんももうすぐ来ちゃうだろうし・・・。
私は蓮兄の寝室まで行き、ノックをする。
まあ、返事が返ってこないのはいつものことだけど。

「れーんにー!朝です!起きて!!」
「・・・・・」
「蓮兄!朝!!仕事遅れますよー!!」
蓮兄の部屋に入り、声を掛けるけど、聞こえるのは静かな寝息だけ。
何度声を掛けても起きる気配のない蓮兄。
遅れても知るもんかと、半ばヤケになって「もう知らないから!!」と立ち去ろうとした瞬間、私はバランスを崩して後ろに倒れた。
でも、痛いとかそういう衝撃はまったく無くて、そこにあったのは蓮兄の笑顔。
そして次の瞬間、「おはよう、キョーコ」の声とともに降りてきたのは、ふにっとしたやわらかい感触。
「んな!蓮兄!」
頬にキスされたとわかって、恥ずかしくて蓮兄のそばを離れようとしたら、たくましい腕にあっさり拘束されてしまった。
大きくて広い胸。
蓮兄の香りが私を包む。
「蓮兄!離してください!!」
「キョーコ?朝だよ?キョーコからのおはようはないの?」
私の言葉はあっさり無視して、神々しいほどのスマイルで朝からそう言う蓮兄。・・・・正直やめて欲しい。
「う・・・・おはようございます・・・」
「・・・・・・・」
「おはようございます!!」
「・・・・・・・」
「蓮兄!挨拶はしたじゃないですか!!離してー!!」
ちゃんと挨拶したのに離してくれない。こうなったら力で逃れるしかないと悟った私は、じたばたともがいてみるが、蓮兄の腕はびくともしない。

「キョーコ・・・」
「何?ほら!!時間なくなっちゃいますよ!社さんがもうすぐ迎えに来ちゃいますから!!」
「・・・・・おはようのキスは?」
「は・・・?」
「は?じゃないだろう。普通、おはようのキスをされたら、キスを返すのが常識だろう?」
「・・・・・どこの常識ですか!!」
「ここの常識」
「寝言は寝ているときに言うものです!!」
ぺちっと蓮兄の腕を叩いてその拘束から逃れる。
蓮兄にはやく顔を洗ってくるように告げた後、私はリビングに戻る。

蓮兄とのこうしたスキンシップ、本当は嫌いじゃない。
頬やおでこにキスをされるのだって初めてじゃないし、冗談で私からのキスを要求するのもよくあること。
私からはもちろんしたことはないけど。
蓮兄だって本気でそんなことを言っているわけじゃないと思うし。

これは兄妹の空間。
笑って冗談を言い合って。
そんな心地いい空間。
いつまで私はあなたのそばにいられることができますか?




冗談交じりで今日も2人で朝食を終え、あっという間に蓮兄が出かける時間になって、私はいつも通りにお見送り。
蓮兄と社さんが言いお仕事ができるように。
「いってらっしゃい」
今日こそは元気に言ったつもりだった。
なのに、蓮兄の顔は困ったような顔になる。
「うん・・・。行ってきます」
ぽんぽんと頭を撫でられて、気づく。
ああ。また私は今日も蓮兄に笑って行ってらっしゃいが言えなかったんだと。
玄関の脇においてある鏡に映った自分の顔は情けないほど曇っていて。
ぺちぺちと頬を手で叩く。
「さっ。私も学校に行かなくちゃ」
振り向いた先は誰もいない家。

蓮兄の出かけた後の家はとたんに淋しくなる。
とても静まり返って、自分まで飲み込まれそうになる。
リビングからはつけっぱなしのテレビの音も聞こえているはずなのに。

「・・・・だめだなあ・・・私・・・」

蓮兄がこの家からいなくなったとたん、私の中を支配する何か。
重くて苦しい、そんな感情。
こんな感情を持つことがそもそもおかしいことなのに。

「ごめんね。蓮兄・・・。明日はきっと笑って言うから」

何度も何度も自分に誓う。
明日、明日・・・と誓う言葉は毎日延びていく。


ねえ、蓮兄?
私と一緒にいるのは・・・私がそばにいるのは、本当に迷惑ではないのですか?
いつか、私はいらないと、邪魔だとあなたにも言われる日がくるのでしょうか・・・


まだ・・・もう少し待って・・・?
私がもう少しだけ強くなれるその日まで。







今回はキョコside。ちょっと短かったのですが。
話はやっぱり暗いほうへ。
もう!いい加減にしてよね!!私!!・・・・・orz
すみませんが、おつきあいくださいませ!!(言い逃げ)



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