スポンサーサイト

--/--/-- -- --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告
Evany様RAINBOW CRYSTAL より、ブログ一周年&HP開設記念のフリーSSを頂いてきましたvv

もう、身悶えするほどかわええSSとなっておりますvv

キョコsideと蓮side。どっちもほんっとにかわいいんです^^

Evany様、これからも頑張ってください~!!いつまでもあなたのファンでおりますよvv

ということで、以下より、『Cherry Kiss』キョコside・蓮side続けてどうぞvv


「はい、次シーン81の準備行きまーす!役者の方は1時間休憩でーす。」

私と敦賀さんはテレビ夕日開局50周年記念のスペシャルドラマに出演していた。

「最上さん、スタジオの近くの喫茶店に美味しいケーキがあるんだって。行ってみない?」
「ええ、いいんですか!? 行きます!」
「じゃ、俺、会社に用があるから。蓮、頑張れよ!」

社さんを見送り、喫茶店に向かう私たち。




【Cherry Kiss】 -Side K-




「どれにしよう、迷っちゃう…。敦賀さんは何にします?」
「君と同じもので構わないよ。喉を通れば何でも同じだし。」
「またそんな事を言う…駄目です!自分の意思をしっかり持って頼まないと!」
「はいはい、じゃ…ちゃんと選ぼうかな。へぇ、結構種類があるんだね。」

そう言って敦賀さんはメニューに目を落とす。
意地でも頼ませないと、適当にアイスコーヒーを注文しそうだし。
メニューを見ても、アイスコーヒーになりそうだけど。

ああ、どうしよう…ケーキは決まったけど、美味しそうなジュースがいっぱい…。

「まぁそんなこと言いながら、私もケーキしか決まって無いんですけどね。
飲み物は…フレッシュライチジュースかフレッシュチェリージュース、どっちがいいかな…。」

「…決めたよ。最上さんも決まった?」

うー迷うわ。でも頼みたいケーキは色が地味だから、色のついてるチェリージュースにしよう。

「はい。」
「じゃ、オーダーしようか。」

敦賀さんが手を上げ、ウェイターがやって来る。

「最上さんからどうぞ。」
「あ、はい。えっと、この黒イチジクのタルトとフレッシュチェリージュースをお願いします。」
「俺はフレッシュライチジュースをお願いします。」
「え!? 敦賀さん、アイスコーヒーを頼むかと思ってました。」
「たまにはこういうのも飲んでみたいと思ったんだよ。」
「そうなんですか~。」

しばらくして、注文の品が届く。

「うわ~美味しそう…。どうしよう…食べるのが勿体無い~。」
「ほらほら、最上さん、早く食べないと休憩時間が無くなっちゃうよ?」
「あ、はい…。では、いただきます♪……あ、このジュースも美味しい♪」

うん、外が暑いから、喉を通る冷たさが心地いい。
敦賀さんを見ると、ライチジュースも美味しそう。
どうしよう、やっぱり飲んでみたいな…。失礼を承知でお願いしようかな。

「最上さん、どうかした?」
「あ、あの…、ライチジュースを一口飲んでみたいのですけど…いいですか?」
「うん、いいよ。どうぞ。」

敦賀さんが乳白色の果肉の入ったグラスを手渡してきた。
早く飲んで返さないと、敦賀さんも飲めないわよね。そう思って口元に近付ける。


しまった!!


モー子さんと一緒に喫茶店に寄った時の癖で、つい飲みたいとか言っちゃった!
モー子さんは友達だけど…その…敦賀さんは…男性で…。

敦賀さんのジュースにはストローが付いていた。
えっと…自分のジュースのストローを抜いて利用するのって、今からじゃ不審極まりないわよ。


けれど、これに口をつけるとその…、き、キスとやらをする事になってしまう訳でありまして、と言っても間接なのですがそれってそそそのあのののっ…!!


ええい!


手の中のグラスに直接口を付けてジュースを飲む。
気もそぞろで飲んだので、ライチの味はいまいちよくわからなかった…。

「美味しかったです。ありがとうございました。」
「…どういたしまして。……はぁ…。」

敦賀さんが小さく溜め息を漏らした。

ええっ私、緊張して飲みすぎた!? そんなに減らしてないけど…!
もしかして、グラスに直接口をつけて飲むなんて、はしたない事したから?

急いでグラスに移った口紅を拭き取って、敦賀さんにグラスを返す。
グラスを受け取った敦賀さんが頭を机に突っ伏す。

どうしよう…更に敦賀さんのご機嫌を損ねてしまったわ…。
困った…大魔王が降臨する前に、ご機嫌をとらないと…!

「敦賀さんも私のチェリージュース、如何ですか!?」

私は敦賀さんの怒りを鎮めてもらうべくグラスを渡す。

あっ慌てて渡しちゃったからストローが付いたまま…!しかも、ストローに口紅が!
まぁ、男の人なんだし、私が敦賀さんのジュースを飲んだ時みたいに直接飲むわよ。

敦賀さんの一挙手一投足を見逃すまいと、息をつめて見つめる。


敦賀さんがグラスを持ち上げ、私の…す、ストローに口を付けてジュースをお飲みに…! ひぃゃぁぁあ!!!


薄紅色の液体が透明の細い管の中を通り、敦賀さんの咥内に流れ込んでいく。


「ごちそうさま。美味しかったよ。」


「あ、はい…。」

そしてそのまま何事も無かったかのように返された。

なんだ、間接キスとか焦ってたのは私だけなのね……。
うん、気にしちゃ駄目。敦賀さんは何も気付いてないんだから……。

返されたグラスにチェリージュースは半分以上残っている。

どうしよう…残すと変に思われちゃうわよね。

何だか私だけ意識しちゃって……馬鹿みたい。
敦賀さんは私の事…気にも留めてないんだ…。
男の人に渡すみたいに気軽にジュースを渡して…女性として意識してないから、躊躇なく私のジュースを飲んで……。

いいわよ、そっちがその気なら、飲んでやろうじゃない!

意を決して、敦賀さんが口を付けたあとのジュースを飲む。

気にしちゃダメ、気にしない…これは間接キスなんかじゃないじゃないじゃない……。

頑張って飲みきって顔を上げると、神々スマイル全開の敦賀さんがそこに居た。
目が眩んで一瞬目を閉じると、似非紳士スマイルの敦賀さんが。
……神々しかったのは気のせい?

「俺と君、間接キスしちゃったね。照れるな…そんなに必死にキスされると。」

解ってて、わざと飲んだのね!

敦賀さんの天然イヂメッコぉぉぉ!!


**********

Two years later...

「ただいま。」
「お帰りなさい~。」
「今日スタッフからサクランボを貰ったから一緒に食べよう。」

瑞々しい緋色の果実を味わう。うん、甘酸っぱくて美味しい♪

「ねぇキョーコ、サクランボのヘタを、口の中で結べる?」
「何ですかそれ?」

敦賀さ…蓮が食べ終わったサクランボのヘタを口の中に放り込んでしばらくすると、結ばれたヘタが舌の上に乗っていた。

「こういう事。」
「すごいですね!どうやったらこんな風に出来るの!?」
「きっとキョーコも俺と同じように出来るよ?」
「へ?どうしてですか?」
「だって、俺といっぱいキスをしているんだから。」

何の事?と考えていたら『サクランボのヘタを、口の中で手を使わずに結べるとキスが巧いんだって』と囁かれ、その意味に気がついて……一気に躯が熱くなる。

「ねぇ、サクランボとキスって言ったらさ、二年前を思い出すね。」
「う…。そう言えばそんな事もありましたね…。」

か、考えないようにしてたのにぃ~。やっぱり、れ、蓮は天然イヂメッコよぉぉぉ!!

「あの時のキョーコの顔、赤くなったり青くなったり…可愛かったなぁ…。」

言いながら蓮がこちらを熱く見つめてくるのを合図に目を閉じる。
唇が重なり、深く口付け、その感覚に酔いしれた。

「ん…ふぅ…。」


「ごちそうさま。美味しかったよ。」







*****************************



「はい、次シーン81の準備行きまーす!役者の方は1時間休憩でーす。」

俺と最上さんはテレビ夕日開局50周年記念のスペシャルドラマに出演していた。

「最上さん、スタジオの近くの喫茶店に美味しいケーキがあるんだって。行ってみない?」
「ええ、いいんですか!? 行きます!」
「じゃ、俺、会社に用があるから。蓮、頑張れよ!」

社さんがニヤニヤとしながら去っていくのを見送り、最上さんと喫茶店に向かった。




【Cherry Kiss】 -Side R-




「どれにしよう、迷っちゃう…。敦賀さんは何にします?」
「君と同じもので構わないよ。喉を通れば何でも同じだし。」
「またそんな事を言う…駄目です!自分の意思をしっかり持って頼まないと!」
「はいはい、じゃ…ちゃんと選ぼうかな。へぇ、結構種類があるんだね。」

適当にアイスコーヒーを頼もうと思っていたのだが、最上さんの手前メニューを見る。
なるほど、悩むだけあって種類が豊富だった。

「まぁそんなこと言いながら、私もケーキしか決まって無いんですけどね。
飲み物は…フレッシュライチジュースかフレッシュチェリージュース、どっちがいいかな…。」

「…決めたよ。最上さんも決まった?」
「はい。」
「じゃ、オーダーしようか。」

手を上げ、ウェイターがこちらにやって来る。

「最上さんからどうぞ。」
「あ、はい。えっと、この黒イチジクのタルトとフレッシュチェリージュースをお願いします。」
「俺はフレッシュライチジュースをお願いします。」
「え!? 敦賀さん、アイスコーヒーを頼むかと思ってました。」
「たまにはこういうのも飲んでみたいと思ったんだよ。」
「そうなんですか~。」

しばらくして、注文の品が届いた。そして…予想通り目を輝かせる最上さん。

「うわ~美味しそう…。どうしよう…食べるのが勿体無い~。」
「ほらほら、最上さん、早く食べないと休憩時間が無くなっちゃうよ?」
「あ、はい…。では、いただきます♪……あ、このジュースも美味しい♪」

いつぞやの目玉焼き乗せハンバーグの時のように、嬉しそうに食べるその姿に思わず顔が綻んだ。
けれど、ここは自分の部屋ではない。他人に見つかったら何と噂されるか。
その事実に気付いて辺りに目を配ったが、周囲の目に付きにくい席に案内されていた為、目撃はされなかったようだ。

一連の焦りで喉に渇きを覚え、手元のジュースを飲んでいると、最上さんがこちらを見上げていた。

「最上さん、どうかした?」
「あ、あの…、ライチジュースを一口飲んでみたいのですけど…いいですか?」
「うん、いいよ。どうぞ。」

最上さんが迷ってたし、美味しいのかなって思って頼んだのが真相だしね。
もし最上さんがライチにしたら俺がチェリーにするつもりだったし。
そんな事を思いつつ、グラスごと彼女に手渡す。

最上さんは、ジュースを受け取って飲もうとして困った顔をした。

何でそんな顔をするんだろう、そう思い、ある事実に考えが及ぶ。


ストローに口をつけたら……間接…キス…に…なる。


気付いた時にはもう後の祭り。既にグラスは彼女の手の中。
気にしたそぶりを見せたら彼女も気まずいだろうと思って彼女から視線を逸らす。

そっと彼女を窺うと、彼女は意を決したのかグラスを顔に近付け――


グラスの縁にそっと口を付けてジュースを飲んだ。


は…はは、そりゃそうだよな。


「美味しかったです。ありがとうございました。」
「…どういたしまして。……はぁ…。」

ストローで飲んで欲しかったなんて、言える訳ない。

彼女が口を付けたグラスを眺めていると、そっと口紅を拭い去り、グラスを返してきた。
ああ!! って俺、馬鹿か。口紅がグラスに付いていても、俺がそこから飲む訳にはいかないだろう。

自己嫌悪に陥り、机に伏せて気を鎮める。

「敦賀さんも私のチェリージュース、如何ですか!?」

その台詞に驚き顔を上げると、最上さんがグラスを渡してきた。

あ…彼女のストローが付いたまま…。しかも、ストローに彼女の口紅が。

彼女はただ間接キスを避けるためにグラスに口を付けたのだろう。
そして俺も同じようにグラスに口を付けるのだろうと考えたはずだ。


…少し焦らせようかな。


グラスを持ち上げ、彼女のストローを銜え薄紅色の液体を味わう。


「ごちそうさま。美味しかったよ。」


「あ、はい…。」

さくらんぼの味も……君の薄紅色の口紅も。

そしてそのまま何事も無かったかのように返す。
グラスにはチェリージュースが半分以上残っている。


さあ、君はどう出るかな。


手元のグラスを眺め途方に暮れている最上さん。
そして俺が飲んだ後のジュースをストローを使って一気に飲み干した。

そしてこちらを見上げる最上さんと目が合った途端伏せられた。
もう少しいじめようか…。

「俺と君、間接キスしちゃったね。照れるな…そんなに必死にキスされると。」

いつか、本物のキスをしようね。

逃がさないから。


**********

Two years later...

「ただいま。」
「お帰りなさい~。」
「今日スタッフからサクランボを貰ったから一緒に食べよう。」

瑞々しい緋色の果実と共に甦る甘酸っぱい想い出。
キョーコにも思い出してもらおうか。

「ねぇキョーコ、サクランボのヘタを、口の中で結べる?」
「何ですかそれ?」

食べ終わったサクランボのヘタを彼女に一度見せ、口の中に放り込み、サクランボのヘタを結んでみせた。

「こういう事。」
「すごいですね!どうやったらこんな風に出来るの!?」
「きっとキョーコも俺と同じように出来るよ?」
「へ?どうしてですか?」
「だって、俺といっぱいキスをしているんだから。」

きょとん、とする彼女の耳元に『サクランボのヘタを、口の中で手を使わずに結べるとキスが巧いんだって』と囁くと、途端に真っ赤になるキョーコ。

「ねぇ、サクランボとキスって言ったらさ、二年前を思い出すね。」
「う…。そう言えばそんな事もありましたね…。」
「あの時のキョーコの顔、赤くなったり青くなったり…可愛かったなぁ…。」

キョーコが潤んだ瞳でこちらを見上げて、そっと目を閉じる。
彼女の顎をとり深く口付け、その感覚に酔いしれた。

「ん…ふぅ…。」


「ごちそうさま。美味しかったよ。」








んもう~vvなんて可愛いんでしょうvv何度読んでも萌増すねvv
ステキな頂き物 | コメント(0) | トラックバック(0)
コメント

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。