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LOVE 24

2009/05/10 Sun 08:47

昨夜から今朝にかけて、チャットで絡んでくださった方々ありがとうございましたvv

めちゃめちゃ楽しかったッす^^

最後はお嬢様と4時30分まで愛を語りましたよ(←ええ!?)

また伺わせていただきますね~vv


そして、LOVE24話です。
今回も終わりませんでした!あはははは(開き直り)

では、どうぞ~☆




目の前で涙を流す彼女。
俺を好きじゃないと言って、俺に幸せになれと言って・・・そして・・・

「あなたのこと・・・好きにならなければ・・・よかった・・・」



LOVE 24



「離してください」
今この手を離したらどうなるかなんて誰だってわかる。
俺はそんなこともわからないような馬鹿じゃない。

「俺は君を好きだと言ったよね。どうしたら君はそれを信じてくれる?」
「・・・・・・・・・」
「君は誰かの代わりは嫌だって言った。それって俺のことは好きでいてくれてるってことだよね?」
「・・・ちが・・・」
「違わないはずだ」
「・・・・・・・・・」
「教えて?君は誰の代わりだと思っているの?」
「・・・・・・・っ」
俯いたまま頭を横に振る彼女。このままでは何も先にすすめない。
俺はどんなことをしてでも君を離す気はないんだ。
「ならいいよ。君が答えないなら君のからだに聞くから」
「えっ」
驚いた表情で顔を上げた彼女を、俺はそのまま担ぎ上げて寝室に向かう。
「敦賀さっ・・・降ろし・・・」
自分のキングサイズのベッドに彼女をおろして、覆いかぶさった。
両腕を押さえて、彼女の身体は俺の身体で押さえ込んだ。
「もう逃げ場はないよ?」
静かに彼女を見下ろせば、ただ驚いた様子で見つめていた。
「そんなにびっくりした?俺がこんなことをするなんて思わなかった?」
「・・・・・・・・」
「俺は君を逃がすつもりはないから。そのためには既成事実でもなんでも作るつもりだよ?」
「・・・・つ・・・」
「今夜たっぷりとその既成事実、作るコトしようか」
そう言って俺はキョーコの首筋に唇を寄せた。
「やっ・・・!」
キョーコの細い両腕はひとまとめにして片手で拘束して、もう片方の手は彼女の服の中に滑り込ませる。
「嫌です!!嫌!!敦賀さん!!」
必死に抵抗するキョーコ。でも男の俺に敵うわけはないだろう?
そのまま唇を胸元まで滑らせ、キョーコのシャツのボタンをはずしていく。
白くてキメの細かい肌が露になる。
俺はその肌に赤い花を咲かせていく。
君は俺のものだ・・・そう言い聞かせながら・・・。
「・・・んで・・・」
彼女の肌をさまよっていると、頭上から聞こえた弱弱しい声。
彼女を見ると、泣きながら顔を横に向けていた。
「・・・ひどい・・・です・・・」
「ひどい・・・?それは君のほうだろう?」
「・・・・・・・・っく・・・」
「俺はずっと君だけを見てきたのに。それさえも信じてくれない」
捕まえたと思ったら、次の瞬間逃げていく。
俺は何度君にこんな思いをさせられればいい?いつになったらゴールが来る?
「・・・がいます・・・」
「何?聞こえないよ」
俺は君の全てを愛する自信があるのに、君はそれを許してくれない。
「私じゃありません」
「え?」
突然の言葉。彼女が言っている意味がわからなかった。
「・・・キョーコ?何を・・・」
「私はっ・・・あなたのキョーコサンじゃありません・・・。だから離してください」

ワタシハアナタノキョーコサンジャアリマセン。

今・・・そう言った?
彼女を見てみれば涙をいっぱいに溜めて、真剣な顔をしている。
これで冗談ならとんでもない役者だ・・・。
でもそんな冗談が言えるような子じゃないことは俺がよくわかっている。
「・・・キョーコ・・・あの・・・今のどういう意味?」
「な・・・・・はっきり言ったのにまだわからないんですか!?」
ますます涙が溢れる彼女に、俺はどうしたらいいかわからなくて、とりあえず腕の拘束を解いて起き上がらせた。
そのまま抱きしめると、彼女はまた離れようと俺の身体を押す。
「ごめん。でもキョーコが言っている意味が本当にわからないんだ」
「あなたは・・・っ私と・・・別のキョーコサンを重ねて見ているだけです」
「・・・・・・・・」
ますますわからない。別のキョーコって・・・誰・・・
「・・・キョーコ・・・?俺、君の他にキョーコっていう知り合いはいないんだけど・・・?」
「いますよ!」
「いや、いないよ。女優さんに他にもキョウコって人はいるけど、苗字で呼ぶことしかしないし、プライベートは君しかいないよ?」
「います!」
「誰?」
頑なな彼女の「います」コール。
昔の記憶まで呼び起こしてみるけど、やっぱり俺の中にはキョーコはキョーコしかいない。
「・・・って・・・」
「うん。話して?」
「だって・・・敦賀さん・・・私に・・・キョーコちゃんって・・・」
「え?」
「キョーコちゃんって言いました!」

????????
?マークが頭の中を舞っている。それでなぜ彼女が別のキョーコがいると思い込んでいるのか。
「だから・・・それは君のことだろう?」
「違います!!まだ嘘をつくんですか!?」
「いや、だから・・・」
「敦賀さん、私のことキョーコちゃんなんて呼んだこと無いじゃないですか!!」
「・・・・・・・・・え・・・?」
「敦賀さん寝ぼけて私のことそう呼びました!」
「寝ぼけて君の事を呼んだんだろう?」
「違います!以前、敦賀さんが風邪を引いたとき、私代マネしましたよね!そのときも寝ぼけてキョーコちゃんって言いました。あの時私たちそんなふうに親しい仲じゃなかったし、敦賀さん・・・私のこと嫌ってたから・・・」
「・・・・・・・・・・」
・・・・・・まて。整理をしよう。
俺は寝ぼけている間にキョーコをキョーコちゃんと呼んでいた(らしい)。
キョーコに対して今までキョーコちゃんと呼んだことはない。
だから・・・俺はキョーコをそのキョーコちゃんと勘違いしている・・・?

全てのキョーコの言葉が繋がった。
要するにキョーコは俺が自分じゃない他のキョーコに嫉妬していたってこと。
その事実に俺は無性に嬉しくなって、また彼女を抱きしめた。
「ちょ・・・敦賀さんっ離れてください・・・ってなんで笑ってるんですかあ!!」
ぐいぐいと身体を押す彼女は本当に可愛くて。
「キョーコ。ヤキモチやいてくれてありがとう」
「!!なんですか!!それは!!私はヤキモチなんて焼いてません!」
「いや。だってキョーコ。自分で自分に嫉妬したでしょ」
「だから!!」
くすくすと笑いが止まらない。
「そのキョーコちゃんは間違いなく君だよ」
「違いますよ!」
「違わない。だって俺は昔、確かに君をそう呼んでた」
「・・・え・・・・・?」
「昔、京都の河原で。君がキョーコちゃんと呼んでというから俺はそう呼んだ」
「・・・・・・・」
「本当はキョーコって・・・そう呼びたかった・・・」
「・・・・・待ってください・・・」
「だから君がキョーコと呼ぶことを許してくれたとき、俺は本当に嬉しかったんだ」
「・・・・え・・・?な・・・・え・・・・?」
混乱しているだろう彼女に、俺はもっと早くに全てを話しておけばよかったことを後悔した。
そしたらこんなふうにすれ違うこともキョーコを悲しませることもなかったのに・・・。
「ごめんね。キョーコ。ずっと黙っていて・・・」
「あ・・・・・・・えと・・・」
「うん」
「コーン・・・なの・・・?」
「うん」
「・・・・本当に・・・?」
「うん」
「・・・して・・・どうして・・・教えてくれなかったの?私・・・ずっと会いたくて・・・」
彼女が俺の頬に手を当てた。
さっきまで止まっていた涙がまた溢れ出す。
その涙が・・・彼女が愛しくて、俺は涙で濡れるキョーコの頬に口付ける。
「ごめん。本当に・・・ごめんね・・・」
そして彼女の唇に自分のそれを重ねる。
「ん・・・っ・・・コーン・・・」
夢中になって彼女の唇を堪能していると、彼女からもたどたどしくはあったが返してくれて、俺はさらに嬉しくなる。
下唇を吸って、ちゅっと音を立てて離れると真っ赤な顔をした彼女がいた。
「ふっ。かわい」
彼女の頬を指でなぞればくすぐったそうな顔をする。
やっと・・・やっと連れ戻せた。
もう絶対に離したくない。
だから・・・

「キョーコ。君を愛してる。俺と結婚して欲しい」

彼女の瞳をまっすぐに見て、俺は彼女にプロポーズした。
どうか・・・どうか、俺の気持ちを受け取って欲しい。

キョーコは・・・とても嬉しそうに微笑んでくれた。
そして・・・次の瞬間、その笑顔が翳りをみせた。

瞳からはポロポロと雫が頬を伝う。
なぜ・・・?どうして泣くの?
「キョーコ・・・?」
「ごめ・・・っ」
涙を自分の手の甲で強引に拭く。なのに涙が流れ続ける。
「わ・・・わたし・・・」
「うん?」
「うれし・・・嬉しいんです」
尚も涙を流し続ける彼女は、俺の腕をぎゅっと掴んで俯いた。
泣き続けるキョーコをぐっと抱きしめて、からだを密着させた。
震えるほど泣いている彼女の小さな背中をさすると、彼女は俺の首に腕を回し、抱きついてくれた。
「・・・るがさん・・・敦賀さん・・・」
「何?」
「・・・・・怖いんです。私・・・」
小さくつぶやいたその言葉は俺の耳にははっきりと届いた。
怖い?人を愛することが?それとも愛されることが・・・?

「キョーコ・・・?」
「・・・・・・っ」
また彼女はぎゅっと力を入れて俺にしがみついたまま泣き始めた。

「私・・・敦賀さんのこと・・・大好きです・・・」
「・・・・ん・・・」
「でも・・・・・」
「・・・・・でも・・・?」


「・・・私・・・あなたと・・・結婚・・・できません・・・」



耳元に響いたのは・・・・辛く悲しそうな彼女の震えた声だった・・・



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