スポンサーサイト

--/--/-- -- --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告

LOVE 20

2009/04/26 Sun 15:34

「姉ちゃんって本当によく寝るね」
と昨日妹に言われました。

?休みの日に寝る以外何をするの??
今日もやっぱり寝倒ししていたコマドです☆

おお!!
LOVEも20話まできましたか!!

でも、もうそろそろ終わりが見えてきた感じです。

書くたびに私が思っている方向とは違うほうに進んで行ってしまうんですが・・・orz

LOVEを待っててくれる方がいらっしゃって、私の創作意欲は上昇しまくりです!!
(ただ、意欲とネタの思いつきは反比例しておりますが・・・)
とりあえず、たった今できあがった20。

下記よりどうぞ^^





キョーコちゃん・・・?
キョーコちゃん・・・・どこにいる・・・?

さっきまで俺のそばにいたはずなのに・・・。

あ・・・頬が・・・あったかい・・・
誰の手・・・?

ああ・・・キョーコちゃんだ・・・。
ここに居たんだね・・・。

よかった・・・。もう・・・ここに・・・ずっと俺と一緒にいてほしい・・・。


彼女を抱いた夜。
初めての彼女に負担をかけないように優しくしたつもりだったけど、嬉しくて愛しくて加減もわからなくなるほど求めてしまった。
俺が名前を呼ぶたびに嬉しそうに微笑んでくれて。
どれだけ君の微笑が嬉しかったか君はわかる?


なのに、朝が来たらそれは夢だとでも言うように。

君の姿は消えていた―――――・・・・




LOVE 20




何度もキョーコに電話をかけたけど繋がらない。
鳴るのは呼び出し音だけ。
留守電に切り替わることもない。
メールをしても返事はなくて。


どうして消えた?
キョーコも俺を好きだと言ってくれたのに・・・


「蓮?どうした?浮かない顔して」
ドラマの撮影の休憩中、携帯電話を眺めていた俺に社さんが声を掛けてきた。
キョーコと連絡が取れなくなって3日。
椹さんのところに彼女の仕事を確認に行っても、どうしても俺とかぶることはなかった。
彼女の家に行ってもラブミー部に行っても、キョーコと逢うことはできなかった。
「・・・社さん。キョーコと連絡が取れないんです」
「え?キョーコちゃん?俺昨日逢ったよ?」
「っ!?どこでですか!?」
「・・・えと・・・事務所で・・・どうした?お前・・・顔色が・・・」
「キョーコ、どんな様子でした!?」
「様子って・・・なんだよ。喧嘩でもしたのか?」
「そんなんじゃないんですけど・・・」
「キョーコちゃん、いつもと変わらない感じだったぞ?いつものように俺に挨拶してくれたから」
「・・・・・・・・・・・」
「蓮・・・?」


いつもと変わらない・・・?
そんなはずはない。
それならなぜあの日の朝俺の前から姿を消した?
なぜ電話に出ない?

俺を・・・嫌いになったのだろうか・・・
もう一度キョーコの携帯に電話をかけてみるけど、やっぱり鳴るのは呼び出し音だけだ。

「蓮・・・?」
「社さん・・・。琴南さんに連絡をとってもらえませんか?」

俺は絶対に君を手放す気はいないんだ。
君がいない生活なんて、今の俺にはもう考えられないんだよ・・・。




*******




ラブミー部があってよかった。
この場所が無くなってしまうことが怖くて、社さんとモー子さんに私と敦賀さんが付き合っていることが誰にもばれないようにしてもらった。
じゃないと、私はどこにも居場所がなくなってしまうから・・・。


あの日・・・敦賀さんが求めているのは本当は私じゃないことがわかってしまった。
キョーコちゃん。
そんな風に私は敦賀さんに呼ばれたことはない。
付き合う前は最上さんと呼ばれた。
付き合ってからはキョーコと呼ぶようになった。
冗談でキョーコさんと呼ばれることはあっても、キョーコちゃんなんて呼ばれたことは、ない。

キョーコちゃん。
その名前を敦賀さんの口から聞いたのは、昔彼のマネージャー代理をしたとき。
風邪を引いて、熱もあった敦賀さんがこぼしたうわ言。
それだけ。

今まで自分の名前を嫌ったことなんてなかった。
なのに今はこの名前さえ憎くて仕方がない。

敦賀さん、もし私がキョーコなんて名前じゃなかったら、私を好きになってくれました?
ううん。もしかしたら、敦賀さんはそのキョーコちゃんと私を重ねて見ていただけかもしれない。
「それしか・・・ないよね・・・。じゃないとあんなステキな人が私を好きになんか・・・」
ラブミー部のソファの上で膝を抱いてうずくまる。
私を抱きしめてくれるのはもう私しかいない。

ヴーッヴーッと鳴るマナーモードの携帯。
ディスプレイに表示されるのは『敦賀さん』の文字。
もう何度も電話とメールをくれるけど、私にはソレに出る勇気も見る勇気もない。
・・・敦賀さん。あなたが電話をかける相手は私ではないでしょう?
はやく気づかなくちゃ。
本当に大切な人が手に入らなくなりますよ?


コンコンとラブミー部の扉がノックされる。
「京子?移動の時間よ?」
マネージャーさんがドアを開けながら言ってくる。
私は京子になるためのスイッチを入れる。
「は~い。次なんでしたっけ~?」
「あら。めずらしい。あなたが仕事を覚えてないなんて」
「覚えてないんじゃなくてド忘れですよ」
つとめて明るく、笑顔で。

悲しくなんてない。
当たり前のことだから。
私は一人でも生きていける。


「京子、あなたにお願いしたいって麻生さんからオファーが来てるんだけど・・・」
「麻生さん?また尚のプロモですか?」
「そうみたい。なんか、あなたと不破尚のコンビが評判いいらしくて」
「あいつとのコンビが評判いいって・・・なんだか微妙ですね・・・」
「そう?あなたとなら不破君がいい表情するらしいって」
「表情・・・ただ知り合いだから作る必要がないってだけなんじゃあ・・・」
「それで?どうする?受ける?」
「・・・・・そう・・・ですね・・・。今はたくさん仕事をしたい気分なんです」
「あら。頼もしい。身体は壊さないでね?」
「もちろんですよ」


私は私を作っていかなきゃ。
キョーコでなくてもいい。
京子として生きていくの。

京子を・・・本当の自分にすれば、きっと私・・・あなたのことを忘れることができるはずです。




******




「・・・・はあ!?キョーコが姿を消した!?」
「ああ。蓮の前だけっていうほうが正しいんだけど。実際俺はキョーコちゃんと会ってるし、彼女仕事もしているし・・・」
「・・・何したんですか!?敦賀さん!!」
琴南さんがすごい形相で俺を睨む。
「何か・・・って言われても・・・」
さすがにあの夜にあったことは誰にも言えない。
「敦賀さん、キョーコを怒らせることしたんじゃないですか?」
「心当たりはないんだ・・・」

俺は彼女だけを愛しているし、彼女を悲しませるようなことはしていない・・・と思う・・・。
だってあの後も彼女は微笑んで目を閉じた。
それがとても嬉しくて、満たされて彼女を抱きしめながら眠りについた。
なのに朝が来て目が覚めたら彼女はもうどこにもいなかった。
最初から何もかも夢だったとでも言うように・・・

キョーコに逢いたい。
逢ってきちんと話がしたい。
何を思っているの?何に捕らわれてるの?

「敦賀さん・・・。あなた本当にキョーコを傷つけること・・・してませんよね?」
「うん。俺はそう思ってる」
「でも、もしもあなたの与り知らないところででも、キョーコがあなたのせいで傷ついてたとしたら私はあなたを許しませんよ」
「・・・琴南さん・・・」
「奏江・・・。それは・・・」
「だって・・・!!あの子、これ以上裏切られたら・・・!!」
「え・・・?」

裏切られる・・・?
これ以上・・・?
だって不破とは今は仲直りして・・・。
なのに・・・・・・・

「琴南さん!!」
俺は彼女の腕を掴んだ。
「今のはどういう意味なんだ!?」
「・・・っ!」
「ちょっ!蓮!!やめろ!!」
彼女の顔が苦痛でゆがむ。
社さんも止めてくるけど、そんなことにかまってはいられなかった。
「琴南さん!教えてくれ!!お願いだ!!」
「・・・・っ嫌です・・・っ!!」
「どうしてっ!!」
彼女がキッと俺を睨んだ。その目に俺は動けなくなる。彼女の大きな目には涙が浮かんでいた。

「キョーコは・・・っあなたには知られたくないって言いました!
わかりますか!?あなたにだけは知られたくないって!!あなたが離れていくのが嫌だったから!!
なのにあの子は自分からあなたを手放した!!それなりの理由があるはずです!!
いちばんキョーコに信用されていないあなたに、キョーコのことは教えるつもりはありません!!」

はあはあと涙を流しながらも強い目で俺を睨む彼女から、俺は目をそらすことができなかった。
彼女の腕を掴んでいた己の腕の力が抜ける。

俺は・・・キョーコに信用されていなかった・・・?
だから・・・2年前に何があったのか教えてくれなかった・・・・
俺が・・・離れていくのが嫌だったから・・・・
じゃあ・・・キョーコは・・・・

「あなたがそれを聞いていいのはキョーコの口からだけです」
まっすぐな目をしてキョーコを守ろうとしている。
それが・・・痛いほど伝わってきた・・・。


「うん。わかったよ。ありがとう琴南さん・・・」


「・・・・わかればいいんです。敦賀さん。キョーコをちゃんと守ってくださいね」
「ああ。わかってるよ」
琴南さんと社さんにお礼を言って、俺はキョーコを捕まえるために動き出す。

「もしもし?すみません。敦賀ですが、椹主任をお願いします」

君の気持ちが俺にあるのなら、俺がどれだけ君を愛しているか教えてあげる。
君が俺と別れるつもりなら、そんなこと絶対に許さない。


俺はね、キョーコ。
君の全てを愛する自信があるんだよ――――・・・


LOVE | コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
初めてコメントします。
いつも楽しみに読ませて頂いてます☆
すごく入り込める文章の書き方されますね。すごいです!
Re: タイトルなし
フー様♪

わあ!
ありがとうございますvv
そんな風に言っていただけると照れますなあ///

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。