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LOVE 19

2009/04/23 Thu 22:01

今日仕事終わった直後に。
ん・・・?喉が痛い・・・・。

もしかして、ぶり返し!?

帰ってパ★ロン飲みました。

5月1日に送別会を開いてくださるようなので、ソレまでに風邪治さなきゃ!!

さて、LOVE19話です!!!

待っててくださった方、ありがとうございます!!!
では、どうぞ^^




LOVE 19


ほら。
もうひとりの私が笑ってる。
だから早く目覚めなさいって言ったでしょう?と。
幸せだったね。
あの人に愛してもらった。
たとえその愛が幻だったとしても。
やっぱり私は幸せだったんだ。
だから、もうあなたを解放してあげる。
夢から目覚めさせてあげる。
そして本当にあなたが必要とする人と幸せになって・・・?






「ごちそうさまでした」
「はい」
「おいしかったよ」
「ありがとうございます」
敦賀さんが迎えに来てくれて、少しだけ食材を買い足して敦賀さんの家に来た。
「いいよ。片付けは俺がするから君は休んでて?」
「でも・・・」
「いいから。ね?」
「・・・はい・・・」
敦賀さんの後姿をソファに座りながら眺める。
大きい・・・背中だなあ・・・。
ぎゅっと抱きつきたく・・・って、いやいやいや。何考えてるのよ私!!破廉恥よ!!

ぼうっとしていると、敦賀さんが片づけを終えたことに気づかず、
気づいたのは唇に触れた柔らかな感触と、ちゅっという音。
「な・・・っ」
「どうした?ぼうっとして」
「・・・っなんでもありませんよ!!」
「君の視線が痛くって、はやく片付け終わらせないとって思ったよ。そんなに寂しかった?」
「・・・・・・・っなんですか!それはっ・・・っ」
「ははっ。うん。俺が寂しかったんだよ。早く君のところに行きたくて」
「・・・・・・っ」
優しく笑う。
綺麗だなって心からそう思う。
敦賀さんは私の肩に腕を回し、私のからだをその広い胸に寄せる。
心地よい、そう感じる。

「君がそばにいてくれると落ち着くよ」
「え・・・・?」
顔を上げると、敦賀さんが優しく微笑んでいた。
そして、またおでこにちゅっと・・・。
「つ・・・敦賀さんて・・・っ」
「ん?」
「き・・・キキキキスすきなんですか!?」
突然口にしてしまったアホな質問。
きょとんとしている敦賀さんを見て、一気に恥ずかしさが込み上げてきた。
「すすすすすみません!!バカな質問をしてしま」
「うん。君とするのは好きかな。君は・・・嫌?」
まっすぐに私を見てそう言われてしまった。
私は・・・?
嫌なんて感じたことは・・・ない。
敦賀さんの唇は優しくて・・・気持ちよくて・・・・って!!破廉恥ですから!!!
「キョーコ?」
「あ・・・・あの・・・・」
「うん?」
「わ・・・私も・・・敦賀さんのキス・・・好きです・・・」
からだの熱が一気に上昇したような気がする。
心臓も痛いくらい早く動いている。
自分がこんな破廉恥なことを言う日が来るなんて思わなかった。
恥ずかしくて敦賀さんの胸に顔を埋めていると「ありがとう」と頭上から声がして、またちゅっと音がした。
その音はおでこに移り、こめかみに移った。
敦賀さんの大きな手が私の両頬を包み、自然と上を向かされ、今度は鼻にちゅっと・・・。
恥ずかしくて・・・たまらない。
ただの軽いキスのはずなのに、この人にされていると思うと恥ずかしくて。
逃げたいけど逃げたくなくて。
そしてそのキスは唇に降りてきた。

ちゅと触れるだけのバードキス。
啄ばむようなそれはとても心地よくて、私もついねだってしまう。
「んん・・・」
それはだんだんと深くなって、私はただ受け入れた。
優しい優しい敦賀さんのキス。
「キョーコ・・・好きだよ・・・」
「んは・・・はい・・・。私も・・・好き・・・です・・・んんっ・・・」
また敦賀さんからキスの雨が降ってきて。
私の息も思考回路も奪っていく。

「っは・・・」
やっと唇が離れたときには、私の息は上がっていて。
「大丈夫?」と優しい顔で覗かれた。
「ちゃんと息しなきゃ」
「~~~~息の仕方がわかりません!敦賀さんが・・・っ息をさせ・・・ってくれなかったんじゃないですかあ!」
はあはあと息をしながら訴えると、敦賀さんは本当におかしそうに笑った。
それにむくれていると、ごめんごめんと頬を撫でてくれる。
「キョーコがあんまり可愛くて・・・つい、ね」
可愛くなんて・・・と言おうとしたら、やっぱり可愛いと言ってキスをされてしまった。
一体この人の目に私はどう映っているのだろう。
容姿は・・・人並みだし、スタイルだってお世辞にもいいとは言えない。
なのに、この人は私のどこを見てそう言ってくれるのだろう?
敦賀さんならいくらでも素敵な女のヒトと付き合えるのに・・・。
また思考の中に入り込んでいると、何を考えてるの?と顔を覗かれた。
醜い心を知られたくなくて、敦賀さんの胸に顔を埋めた。
広い背中に腕を回すと、敦賀さんもそのまま抱き締めてくれた。
あったかくて安心する敦賀さんの香り。
ああ・・・だめだ。気持ちよすぎてこのまま眠ってしまいそう・・・。
そう思ったとき、急に浮遊感に襲われた。

「へ!?敦賀さん!?」
「・・・ごめん。限界」
私のからだを軽々と抱き上げ、所謂お姫さま抱っこというもので、敦賀さんは奥のドアを開けた。
そこが敦賀さんの寝室だと気づいたのは、背中に柔らかな感触を感じたとき。
私は敦賀さんの大きなベッドに寝かせられた。
そして、敦賀さんが私に覆いかぶさるようにして・・・見つめてきた。
「キョーコ」
「・・・・はい」
綺麗な瞳に見つめられて、私はその瞳から目がそらせなくて、ただじっと見つめた。
敦賀さんの顔がまた近づいてきて、唇にキスをされる。

「・・・君を抱いてもいい・・・?」
「え・・・・」
「君を・・・俺のものにしたい・・・」
「・・・敦賀さん・・・」
ダメよ。
そうもう一人の自分が言っている。
でも・・・でもね・・・?私、この人なら後悔しないって思えるの。
この人なら・・・この先もずっと私を愛してくれるんじゃないかって。
信じてもいいんじゃないかって・・・

・・・だから・・・私は・・・敦賀さんに返事の意味を込めてキスをした。
敦賀さんは・・・嬉しそうに・・・微笑んでくれて。
「優しく・・・するから・・・」
そう言ってくれた。


あなたとなら・・・怖くない・・・。
敦賀さんのキスを受けながら・・・私はゆっくり目を閉じた。




******



「ん・・・・」
まどろみの中、目を開けると当たりは薄暗く。
目の前に敦賀さんの寝顔があった。
いつの間に眠ったんだろう・・・。

初めての行為は、恥ずかしくて・・・自分が自分じゃなくなるような感じさえした。
でも、敦賀さんが何度も「キョーコ」と名前を呼んでくれるのが嬉しくて・・・涙が出た。
敦賀さんは本当に優しくて。
私は本当にこの人に愛されてるって思った。

敦賀さんの安らかな寝顔・・・。
こんな顔を見られるなんて、きっと私だけの特権。
敦賀さんの頬に手を伸ばし、触れるとスベスベした感触。
男の人なのに・・・ズルイと思う。
そんなことをしていると、ゆっくりと敦賀さんの瞳が開いた。

起こしてしまったかと思ったけど、瞳はまた閉じられた。
「んー・・・」と、まるで寝ぼけているかのような間延びした声。
そして、また瞳を開けて私のからだを抱き寄せる。

「つる・・・」
「キョーコ・・・ちゃん・・・」
「え・・・?」

「キョーコちゃん・・・ここに・・・ずっと・・・一緒・・・に・・・」
そのまま敦賀さんは、またスー・・・と寝息を立て始めた。


・・・・・な・・・に・・・?
あ・・・・
わた・・・し・・・・?

何が起こっているのかわからなかった。
湧き上がるのは疑問だけ。


私は・・・ここで何をしているの・・・?
どうして私はここにいるの・・・?
敦賀さんの腕の中にいるのは・・・なぜ?
私はここに居るべき人間ではないのに。





クスクスとほら・・・もう一人の私が笑っている。
私なんかが夢を見てはいけなかった。


これは夢を現実にしようと思った私への罰・・・ですか・・・?



「敦賀さん・・・私はあなたの・・・キョーコさんではありません・・・」

LOVE | コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
ラブラブ大好きです
またもや書いてしまいました。コメントの返事ありがとうございます。
ラブラブな二人の雰囲気。素敵です。キョーコちゃんが照れてるのも、蓮がほんとにキョーコちゃんを大事にしているのも、可愛くてほんわかしてて大好きです。
お仕事大変そうですが頑張って下さい。
素敵な小説楽しみにしております。
Re: ラブラブ大好きです
黒猫様♪

こちらこそ、コメントありがとうございます><
ラブイチャは書いてても楽しいですからね。
それが長く続くと、はっ!いかん!!何か波風立てないと!!と思ってしまいます。
困ったオツム☆

> 素敵な小説楽しみにしております。
期待に沿えるようにがんばります!
ありがとうございますvv

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