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LOVE 18

2009/04/17 Fri 18:11

妹に「声がオッサンだね」と言われました。
それくらい声が出ません。
吐き気もします。
明日・・・早出なのに・・・大丈夫かしら・・・?

PCの前に座って、創作意欲はあるんですけどね。

ってことで、LOVE18です。




LOVE 18


キョーコの部屋。
今彼女は俺の腕の中で青白い顔をして眠っている。
頬には涙の後。
「何があった・・・?」




仕事を終えて帰宅したのが午前0時。
いつものように彼女にお休みがいいたくて、メールを送る。
もう寝ているかもしれないけれど・・・
本当は逢いたくてたまらない。
抱きしめてキスをして・・・

『もう眠ったかな?今度はいつ会逢えるかな・・・。君に逢いたい。おやすみ』

もしも起きていたら彼女からメールが来るだろう。
そう思ったら、突然携帯電話が鳴った。
彼女専用の着信音。
「もしもし?キョーコ?」

電話に出ても彼女からの返答がなくて、何かあったのかと思った。

「キョーコ?キョーコ!?どうした!?」
そういうと、ようやく彼女の声を聞くことができた。

『・・・あ・・・あの・・・ごめんなさい・・・急に・・・』
「いや、俺は掛けてきてくれて嬉しいけど・・・。どうした?何かあった?」
『いえ・・・何もないんです。おやすみなさい・・・』
彼女からメールもほとんど来ないのに、こうして電話をかけてくるなんて何もないわけがない。
電話をそのまま切ろうとするキョーコを呼び止めた。


「今、どこ・・・?」
『家にいます・・・けど?』
「今から・・・行っていい?」
『!・・・ダメです。明日も敦賀さんお仕事でしょう?ゆっくり休んでください!』
「でも、何かあったんだろう?だから電話してきたんだろう?」

『違いますよ。ただ・・・たまにはおやすみなさいって・・・電話・・・・で・・・・っ・・うぐっ』
突然彼女の声が聞こえなくなった。

「キョーコ!!キョーコ!!」
何度呼びかけても返事がなかった。
もういてもたってもいられなくて、俺は車を走らせて彼女の元へ向かった。
夜だから道は空いているが、彼女の家までの道のりがとても遠く感じられた。
彼女の部屋はマンションの5階。
彼女の部屋まで急いで行き、インターホンを押すが、出てきてくれる気配がない。何度押しても。
こんな時間だから大声を出すわけにもいかない。
もう一度キョーコの携帯電話にかけるが、呼び出し音が鳴るだけで出ない。
俺の中で恐怖だけが広がる。
インターホンを何度押してもやっぱり出てきてくれない。

ドンドンドンドン!!とドアを叩く。
近所への迷惑なんて考えていられなくなった。
「キョーコ!!キョーコ!?いないのか!?」
お願いだから無事でいてくれ!!
「キョーコ!!キョーコ!!!」
呼び続けていると、中からガチャ、と鍵を開ける音がした。
扉を急いで開け、出てきた彼女を抱きしめた。

「よかった・・・!」
「え・・・・・?」
「電話も途中で・・・インターホン何度押しても出ないから君に何かあったんじゃないかって・・・」
でもこうして無事でいるなら本当によかった!!
「ごめんなさい・・・」
「キョーコ・・・?」
「・・・ごめ・・・」
「キョー・・・」
だんだんと体重を俺に預けて、ぐったりとする彼女。
「キョーコ!!!!」
彼女の瞳は閉じられた。


彼女の部屋に入るのはこれで二度目。
以前、引っ越し祝いをしようと社さんが提案したとき以来だ。
彼女らしくきっちり片付けてある部屋。

寝室にキョーコを運ぶと、そこには開かれたままの携帯電話が落ちていた。
彼女のからだをゆっくりとベッドに下ろすが、小さな手が俺のシャツをぎゅっと握り締めていた。
「・・・いっしょに寝てもいい?」
彼女には聞こえているはずはないけれど、とりあえずそう言ってから彼女のベッドに入った。
俺には小さすぎるベッドにキョーコと寄り添う。
彼女を抱きしめると、その体がとても冷えていることに気づいた。
ちゃんと息をしているのかと怖くなるくらい寝息も小さくて。
ただ、彼女の鼓動だけがここにいるんだと安心させてくれた。

彼女のベッドからは彼女の優しい香りがする。
腕の中には愛しい彼女。
何もかもを知っていたい。
キョーコのことなら何でも。
そう思うのはわがままなことなのだろうか?
いつになったら君を理解してあげられる?
どうすれば俺は君の頼れる存在になる?
いくら考えても答えなんかでるはずはない。
いつになったら俺が本当に君を愛してることをわかってもらえる日が来るんだろう・・・。


******


あれ・・・?
なんか・・・あったかくて気持ちいい・・・?
なんだろう・・・これ・・・。

明るい光が差し込んで、意識が浮上する。
目を開けると、目の前には綺麗な顔。
朝陽がカーテンの隙間から差し込んで、目の前にいる男の人の髪の毛に当たってきらきらしている。

敦賀さん・・・?
妖精みたい・・・。綺麗・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?

敦賀さん!?どうしてここに!?っていうか、何で一緒に寝てるの!?
ぎゅっと抱きしめられたままで動けない私は、彼がいつここに来たのかもわからない。
あれ?でも私敦賀さんに部屋の鍵渡してないから、私が鍵を開けたってことよね?
なんで覚えていないのかしら・・・・。

・・・にしても本当に綺麗な人だなあ・・・。
お肌も綺麗で髪の毛もサラサラで・・・。
仕事にも自分にも厳しくて・・・。
つい見とれてしまう。
すると、ゆっくりと目蓋が持ち上がり、今まで隠れていた瞳があらわになった。

「ん・・・おはよう・・・キョーコ」
「・・・・・おはようございます・・・」

そのまま、何も考えずに返事をしてしまった。
「キョーコ・・・具合は悪くない?」
「?はい・・・。どこも・・・」
「うん。顔色も悪くないみたい。・・・よかった」
敦賀さんが安心した顔をして、また私をぎゅっと抱きしめた。
どうして敦賀さんがそんなことを聞いてきたのかわからなかった。
「あ・・・あの・・・敦賀さん?」
「ん?」
「いつ・・・ここに・・・?」
「・・・・・・・・・・・」
私を抱きしめる敦賀さんの腕の力が緩んで、敦賀さんがじっと見つめてきた。
「キョーコが俺に電話してきたの・・・覚えている?」
「え・・・・?」
私が?そんなこと・・・・
「あ・・・・・」
そうだ・・・私・・・昨日・・・あの人の・・・・・

「ごめんなさい・・・」
「どうして謝る?」
「だって・・・敦賀さんに迷惑・・・」
「迷惑なんかじゃないよ。俺はね、キョーコ。君が俺に電話してきてくれて嬉しかったよ」
「・・・・・・・・・・・」
「こうして今君を抱きしめられて俺は幸せだよ?」
「敦賀さ・・・・」
どうしてそんなこと言ってくれるの?
私はそんなあなたに隠し事ばかりしているのに・・・

ちゅっとおでこにキスをして、シャワー借りていい?とバスルームに敦賀さんは向かった。
ここには敦賀さんの着替えとなるものはないから、とりあえずバスタオルを用意した。
少しすると敦賀さんがバスルームから出てきた。
私と同じシャンプーの香り。
なんだかドキドキする。
ぼーっと見ていると、ちゅっと唇に暖かいものが触れた。
「そんな風にじっと見ないで?我慢できなくなる」
「・・・・・・・・・・・・・・んなっ!?」
朝の敦賀さんは、正直危険だと思ってしまう。
朝なのに帝王・・・・。勘弁して欲しい・・・。

「ねえ、キョーコ」
「はい?」
彼がシャワーを浴びている時間に簡単に作った朝食を二人で摂っていたら敦賀さんが真剣な顔をして話しかけてきた。
「今日は仕事何時にあがる予定?」
「え・・・っと・・・9時には終わる予定だったかと・・・」
「今日はウチに来ない?」
「え・・・・・」
「君と一緒にいたいんだ」
「敦賀さん・・・・」
「ごはんも作って欲しいな」
「・・・・・・・・・」
食事に関して無頓着な彼にそう言われてしまえば、私に拒否権はない。
「わかりました」
「ありがとう。じゃあ、仕事終わったら連絡して?迎えに行くから」
「え?いいですよ!ちゃんと行きますから!」
「あのね?9時に終わるんだろう?そんな暗い中で君を一人で来させたくないんだ。これはおれの我侭だから受けて欲しい」
「・・・・・・・・」
「いいね?」
「・・・・はい・・・」
大切に・・・大切にされてる。
こんなステキな人が私の前に居てくれることが不思議でたまらない。

私も・・・あなたが大切です。
いちばん・・・大切です。
だから・・・誰よりも幸せになってほしいと思っています・・・。




そして、この日敦賀さんの家に行ったことを私はひどく後悔することになる。


つづく






蓮キョのラブラブは書いていて非常に楽しい。このままだらだらとラブラブをかいていたくなります。
フーーーー。
やばいやばい。
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